◆沖ノ島無人島探検プログラム
沖ノ島は、高さ12.8m、面積約 4.6ha周囲約1kmの陸続きの小島です。
南房総国定公園内のこの島は約8000年前の縄文海中遺跡や世界的に注目されている北限域のサンゴ、豊かな照葉樹林を育む貴重な自然が残る無人島。
「楽しむ!」「感じる!」
「見つける!」「知る!」
海辺の自然を子どもから大人まで。
ガイドがいるから楽しみ学べる。
沖ノ島の自然と不思議を巡るエコツアー
専門のガイドが、沖ノ島の不思議について楽しくお話ししながら、沖ノ島を探検します。
ワクワクする体験に出会える沖ノ島無人島探検
沖ノ島無人島探検では、ガイドと一緒に島を巡ります。島の自然の営み、はたまた歴史、生き物の不思議を楽しく分かり易くお話します。そこでは、ただ聞いているだけではありません。参加いただく皆様が自分で見つけたり、探したり、考えたり、ワクワクの連続です。そして楽しく、海や自然を学ぶことができます。そして今まで知らなかった海の楽しみ方や、海との関わりを知ることができます。
沖ノ島無人島探検の楽しさ1(生き物達と出会う!)
沖ノ島無人島探検では、多くの生き物たちと出会うことが出来ます。海辺には、砂浜、岩場、砂浜と岩場が混在するとことろ、石ころが多い場所もあります。また、潮が引いている干潮時は、普段海の中の場所に入ることが出来ます。それぞれのポイントにそれぞれ生き物が生息していて、今まで気づかなかった生き物の営みを知ることができます。
◆大きく潮が引くのは、春~夏にかけての「大潮」と言うタイミングの時です。その日に行われる無人島探検では、海の生き物に出会う確立は高くなります。
沖ノ島無人島探検の楽しさ2(様々な漂着物との出会い・ビーチコーミング)
沖ノ島無人島探検では、海岸の漂着物や打ち上がったものから様々な、発見をすることが出来ます。海岸に打ちあがる代表的なものは「貝がら」です。豊かな生態系の海には、たくさんの生き物が生息していてその中には、たくさんの貝たちも生きています。そして海岸にはたくさんの貝がらが打ちあがります。海岸の漂着物や打ち上がったものを観察し、拾い集め楽しむことを「ビーコーミング」といいます。沖ノ島無人島探検では、ビーチコーミングも楽しみます。小さな宝探しを楽しみます。
◆潮の干満に関係なく、楽しむことが出来ます。
沖ノ島無人島探検で森の再生を実践しよう
令和元年房総半島台風では、沖ノ島森が大きく形を変えました。強風による倒木が多数発生してしまいました。私たちは、その時から50年後の森の再生を目指した活動を始めています。
沖ノ島無人島探検参加すると50年後の森の再生につながる小さな改善作業を実践できます。
※ただいま準備中
★2019年9月~10月の台風の影響
主に台風15号の影響により、島内に多くの倒木が発生しました。
現在は、地域消防団による倒木除去作業により、島内への立ち入りが可能となっています。
また、ボランティアによる海岸清掃により、流れ着いた流出物も無くなりきれいな砂浜になりました。
復旧作業に参加していただきました方々に感謝いたします。
しかし、未だ一部倒木は残されており、また、沖ノ島の森は大きなダメージを受けた状態です。
一部立入できない場所もあり、これまでの「沖ノ島無人島探検」とは異なりますが、
その代わり自然の力を目の当たりにする貴重な体験となります。
そして、沖ノ島の森を復旧、再生させる活動は、今後も続いていきます。
沖ノ島無人島探検プログラムの基本情報
- 開催日程
- 土曜日、日曜日、祝日の特定開催日 (申込フォームより開催日をご確認の上お申込みください)
- (開催日程は変更になる場合もあります。)
- 所要時間
- 午前の部10:00~12:00
午後の部13:30~15:30 各2.0時間程度 - 参加費
- 大人1人(中学生以上) 2,500円 4才~小学生1人 1,200円(機材費・探検セット・指導費など)
- 対 象
- 4才~大人(小学生以下は保護者同伴参加)
- 集合場所
- 沖ノ島国定公園看板前
- 定 員
- 各20名程度 (都合により定員数を予告なく変更する場合があります) 最低催行人数3名 定員になり次第または、開催日前日17:00までにお申し込み (団体でのお申し込みは「学校・団体さま向け」ページをご覧ください)
- 持ち物
- 飲み物・帽子・季節に合った服装・滑りにくい靴・収集袋など
- 備考
-
各プログラムは傷害保険に加入しております。
荒天の場合中止する場合がございます。
概ね開始10分前までに御集合ください。
プログラムの内容および参加費は変更される場合があります。
参加には必ずお申し込みが必要です。
◆感染症対策に関して
2023年5月8日以降の社会情勢を鑑み、新型コロナウィルス感染予防対策を廃止いたしました。今後は、他の感染症も含め、地域の状況により判断し対応してまいります。
お申し込みフォームまたは、直接お電話にてお申し込みください。
TEL 0470-24-7088
電話受付 10:00~17:00(水曜休)
※開催日程は都合により変更になる場合もございます。
沖ノ島無人島探検のコース一例(島ぐるっと一周回るコース)
内容の一例(午前の部)
●10:00~ ・沖ノ島のレクチャー 出発 ・生き物の秘密を知る ・北限域のサンゴを知る
●10:45頃 ・海岸のお宝を探す・秘密の洞窟に入る
●11:10頃 ・森の中の不思議と出会う・植物の世界を知る
●11:40頃 ・島の守り神にお参り・砂浜の秘密を知る
●11:50~12:00 ・まとめ 終了
沖ノ島無人島探検の楽しさ情報館
沖ノ島無人島探検で出会える様々な楽しさをほんの少しのぞいてみます。
沖ノ島無人島探検で見つかる不思議なもの発見情報!
沖ノ島で見つかる不思議な生き物・漂着物
●潮が引いたときに見つかるウメボシイソギンチャク(昔の人はウメボシと名づけた…今だったら??)季節に関係なく潮が引いたときに見られる。
●ヒトデの仲間のモミジガイが打ちあがりました。貝ではありません。季節は問いませんが普段は海の中に住んでます。
●アオリイカのたまご、季節は6月頃。浅瀬の海藻や海草(アマモなど)に産卵するのですが、たまに打ちあがってしまいます。
●きれいなタカラガイが打ちあがります。タカラガイは生きているときに外套膜で殻を覆って生活しているので、打ちあがりたての固体は、ツルツルピカピカなんです。おまけに珍しい種類もあり人気の貝です。実は寒い季節が貝がらを見つけるチャンスです。
●打ちあがってしまったお魚、こちらはフグの仲間のコンゴウフグ?体が硬いタイプなのでそのまま標本になるかな。暖かい海からやってくるお魚(死滅回遊魚)は、冬に打ちあがってしまうのです。
沖ノ島についての全般的な情報はこちら
沖ノ島無人島探検 季節の植物情報
沖ノ島無人島探検では、季節ごとの植物の様子を見る事ができます。
春
●キケマン2の月はじめくらいから芽吹き3月の終わり頃には、花を咲かせます。春の花は、ほかにもたくさんあります。そして新芽がどんどん出てきて緑にだんだん包まれます。
夏
●スカシユリ初夏を代表する花です。匂いは、ほとんどありません。オレンジがとてもきれいです。太陽の光が強い夏は植物たちは、もっとも活発な季節です。
秋
●イソギクは晩秋に咲くキクの仲間です。岩場をどちらかと言うと好みます。海岸の植物たちは、潮風に吹かれ時には、波しぶきがかかり、大きな台風が来ると、根こそぎ持っていかれてしまうような厳しい条件で生きているのです。
●他にもっとたくさんの植物を見つけることが出来ます。「沖ノ島季節の植物ページ」(作成中)でご案内しています。
冬
●植物ではありませんが、真冬の常緑樹の葉の裏側にいます。オオキンカメムシです。実は冬眠中でお休みしているのです。冬でも比較的暖かい沖ノ島ですが、寒い日もあります。暖かくなるまでじっとしています。冬に見られる珍しい虫(この地域が越冬北限域となります)
●沖ノ島でお待ちしております。
◆感染症対策に関して
2023年5月8日以降の社会情勢を鑑み、新型コロナウィルス感染予防対策を廃止いたしました。今後は、他の感染症も含め、地域の状況により判断し対応してまいります。