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千葉県の館山・沖ノ島でのシュノーケリング・ポイントをご紹介

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千葉県館山市、沖ノ島でシュノーケリングをする際の時期とシュノーケル・ポイントについて

館山には沖ノ島という素晴らしいシュノーケリング・ダイビングスポットがあります。

鏡ヶ浦と呼ばれるほど、波は静かで穏やか。

ですが、環境はその時々で変化します。十分経験を積んで状況判断ができるようになってから楽しんでください。

ではさっそく、わたくし、たこやき@海辺の鑑定団が沖ノ島のシュノーケリングスポットについてご案内いたしましょう。

沖ノ島シュノーケリングポイントA:砂地

この地帯は3,4年前まではアマモが繁茂していました。

しかしそれも今は昔。

いまはほとんど砂地になってしまっています。

食害にあっているアマモを探すのもいいでしょう。

私達、たてやま・海辺の鑑定団が移植をしているアマモも発見できるかもしれません。

アマモはアオリイカの産卵場所になったり、小魚や小さな甲殻類が棲んで、”うみのゆりかご”と呼ばれるくらい海の生物たちにとっての楽園なのです。

上の写真のようなガザミが埋まっていたり、ヒラメ、舌平目、キス、ハゼなど、砂地が好きな生き物が観察できます。

砂地の中にちょっとしたくぼみや、岩が埋まっている場所をよく見てみると、

こんなタコがこっそり隠れている場合もあるかもしれませんよ。

沖ノ島シュノーケリングポイントB:テトラ周辺

護岸のテトラポッドは海の生き物にとって、格好の隠れ場所となっています。

写真は、このあたりではイソッピと呼ばれるショウジンガニと、暗い場所を好むネンブツダイの群れ。隠れる場所の多いこの場所のすきまには、さまざまな種類の海の生きものを観察することができるでしょう。

そのほかには、メバル、タカノハダイ、ハゼ、ハオコゼ、ゴンズイなどを発見できるでしょう。

このあたりは釣り人が多い場所です。投釣りをしている場合などは近づかないほうがいいでしょう。

また、波のある状況のときにはテトラポッドへ体をぶつけてしまう可能性がありますので、そのときにも近づかないようにしたほうがよいでしょう。
こういった状況判断は本当に重要ですので、シュノーケリングをする場所の選定と時間は何よりも大切なのです。

沖ノ島シュノーケリングポイントC:海水浴場のブイ

  

夏の海水浴の期間中(7月中旬~8月20日頃まで)、この場所あたりに数個のブイが設置されます。じつは、このブイがスノーケル・ポイントになります。

魚たちも、なにもないところを泳ぐのは不安らしく、何かにすがっていたいもののようです。

特にこの写真に写っている、イシダイの子どもはブイが好き。

何かに寄り添っていたい気持ちが強い魚で、人がゆっくり近づいても逃げるどころか近づいてきて寄り添ってきます(笑

もし見つけたら捕まえようとしたりせず、じっくり観察してみてください。

また、ブイ近くには、アオリイカの子どもたちが群れている場合もあります。こちらもそっと近づけば急いで逃げません。じっくり色の変化などを見せてくれることもありますので、静かに観察しましょう。

ほかに、ギンポ、オヤビッチャなどもついていることが多いです。

また、一度だけですがミノカサゴも見たことがあります。

また、巨大なイワシの群れがざぁっ!と通ることがあります。これを見ることができたらとても感動しますよ。

沖ノ島シュノーケリングポイントD:石がゴロゴロしている浅いところ

夏の最盛期になると見られる嬉しい魚と言えば、青いソラスズメダイ。小さな群れから大きな群れまでいくらみていても飽きません。このソラスズメダイは黒潮の影響で館山湾まで流れてきて暮らしているのですが、冬寒くなると死んでしまうものが多く冬場でみることはあまりできません。こういう魚のことを死滅回遊魚と言ったりします。

もう一枚の写真は岩陰でこっそり獲物を狙っているカサゴ。岩にじっとしているので見つけるのも苦労するかもしれませんが、慣れたらすぐにわかります。このあたりで見られる比較的大きめの魚です。

このあたりの海域はとにかく魚の種類が多いです。

ベラの仲間、ホンソメワケベラ、カゴカキダイ、メジナ、タカノハダイ、オヤビッチャ、チャガラ、イワシの群れ、サヨリ、メバル、クサフグ、ハコフグ、カワハギ、ヤガラの仲間、ボラ、ゴンズイの群れなどを見ることができるでしょう。

運が良ければ、チョウチョウウオも見られるかもしれません。

魚だけでなく、ムラサキウニやバフンウニなどウニの仲間もたくさんいます。しかし漁業権が設定されていますので、もし取って食べたりしてしまうと、3年以下の懲役200万円以下の罰金に処せられますのでご注意を。

沖ノ島シュノーケリングポイントE:傾斜のある岩場地帯

満潮になると少し深くなりますが、干潮だと水深1m程度の場所で見ることができる大きなサンゴがこのあたりに点在しています。

僕は毎年潜っていますが、年々大きくなっているように思います。また、そのサンゴの数も増えています。

サンゴは骨格をもったイソギンチャクの仲間で、暖かい静かな海に生息します。そしてこの館山湾にあるサンゴは日本における最北端にあるサンゴなのです。

これは黒潮の影響が房総半島あたりまでであることと関係があります。

イボサンゴ、トゲイボサンゴ、キクメイシ、テーブルサンゴ、エダミドリイシなどの種類がいます。

また、サンゴイソギンチャクもいくつか点在していて、年によってはここにクマノミが入って生活することがあります。運が良ければ見ることができるかもしれませんね。

近くでトゲチョウチョウウオの幼魚も発見しました。

沖ノ島シュノーケリングポイントF:起伏にとんだ岩場地帯

海藻が生えていたり、地形に起伏のある場所でこのあたりでもサンゴや魚やその他の生き物を観察することができます。

写真のようなツノダシも夏の最盛期には出現します。(スノーケルポイントEでも見られます)

ニホンアワサンゴという、珍しいサンゴもこのあたりに生息しています。

注意点として、このあたりには海中観光船たてやま号という、観光の船が近くまでやってくることがあります。近づくと危ないのでピンク色の船がやってきたら離れるようにしましょう。

沖ノ島シュノーケリングポイントG:岩場と砂地が合わさる場所

沖ノ島の南側の海域には浅い場所の岩場の先へ進むと砂地が広がっています。

その砂地にこっそり潜んでいるのが、この生き物。

名前はスカシカシパンウニといいます。

本来はこのように茶色い肌をむきだしておらず、砂をうまくかぶっていてぱっと見ではよく見えません。ですがよくよく観察してみて砂がこんもりもりあがっていたら、このウニがいる証拠です。裏返してみると、ちゃんと口と肛門があるのが確認できます。

この砂地の場所では、ボラ、いわしの群れ、キス、ハゼなどが見られるでしょう。胸ヒレのきれいなホウボウが歩いているのも見たことがあります。

岩場の場所にはカゴカキダイが多く、運が良ければ背中のブルーのラインが美しいミヤコキセンスズメダイもいます。また、さらに運が良ければ、タツノオトシゴも発見できるかもしれません。

メジナの子どもの群れもたくさんいます。

サンゴも増えてきており、小さいものから結構大きなものまで浅い場所で見つけることができるでしょう。キクメイシ、キクメイシモドキが主なサンゴです。

また、浅い場所の岩場にはこのような海藻が生い茂っている場所がありますが、その中を良く探してみるとこのようなアオリイカの卵を発見できるかもしれません。

館山・沖ノ島でのシュノーケリングの時期はいつが良いか?

千葉県の中では有数のスノーケルポイントである館山湾の沖ノ島でのシュノーケリングをする最もいい時期は、やはり夏です。

海の夏は一ヶ月遅れで来ます。ですので個人的には9月をおすすめしますが、これだと夏休みが終わってからということになってしまいます・・・。

海水浴シーズンがMAXになるのはお盆の時期ですが、それを過ぎたくらいからはさらに魚が増えてきますのでこのあたりがいいかもしれません。
7月も後半に入るとかなり海が騒がしくなってきます。黒潮に乗ってたくさんのカラフルな魚たちがやってくるのです。

黒潮の影響が強い年では、7月中旬からでもソラスズメがたくさん泳いでいたり、すでに夏の様相になっていることもありますので十分楽しめるでしょう。ただし少しまだ水温が低いことがありますのでできれば子どもたちはウェットスーツ着用をオススメしています。(海辺の鑑定団にはウェットスーツの貸出もあります)大人は我慢できても、子どもたちはやはり寒くなってしまうとテンションが落ちますからね。

そうそう、8月中旬ごろから、アンドンクラゲが結構発生します。

長袖長ズボンは必須です。特に波打ち際から少し海に入ったあたりにたくさん集合していたりすることがありますので十分ご注意ください。

ですが、アンドンクラゲがでてきてようやく、海の中に夏が来たなあ!と僕は感じます。

館山・沖ノ島の透明度について

あくまで僕の感覚ですが、夏の期間のトータルで平均すると海の透明度は5~10mほどではないかと思います。

海の透明度はいつが良いとは言えません。これはかなりランダムで予測も非常に難しいです。すばらしく透明度が高いときは15mくらい先まで見えることすらあるのですが、台風のあとなど海がかき混ぜられたあとなどは残念ながら伸ばした手の先まで見えないことも・・・。

でも、すべての場所が統一の透明度というわけではなく、沖ノ島のある場所は透明度が高く、ある場所は低いということもあります。海辺の鑑定団のシュノーケリング体験ツアーでは、できるだけ透明度の高い場所をご案内します。

しかし、こればかりはなんともしようがなく、運になってしまいますね。

シュノーケリングについて気をつけること3つ

  1. 装備をちゃんとそろえ使用方法を学ぶこと

    安全のためにマスク、スノーケル、フィン、浮力(ライフジャケット等)の使い方をきちんと学び、ちゃんとつけましょう。特にフィンをしないで潜る方がいらっしゃいますが、海の流れが急に変わったり、沖に急速に流れる離岸流などがある場合、危険が増します。また、スノーケリングにライフジャケットは必須です。
    これをせずに潜るスキンダイビング(海辺の鑑定団のスタッフはこのスタイルです。これは潜って水中の生き物をお見せするためです)でも浮力はあります。ウェットスーツがこれにあたります。

  2. 状況判断をしっかりすること

    波の状況、海流の状況、風の状況、潜っていい場所かどうか、この判断がとても重要です。この判断が最も命を守ることにつながっているといっても過言ではありません。
    十分注意してください。
    海辺の鑑定団主催のシュノーケリング体験プログラムでは経験豊富なスタッフがその時々の状況に応じて、ご案内する場所を替えています。これは安全への配慮の最も重要なポイントだからです。ですので、予定された場所へご案内できないことがあることをご了承くださいませ。

  3. スキルアップをはかること

    海辺の鑑定団主催のシュノーケリング体験プログラムでは、マスクの使い方、マスククリア、スノーケルクリア、フィンの使い方、すべてやっていただき、知っていただき、そしてはじめて観察の時間が始まります。(もちろん練習中でも魚は見られちゃいます)
    これらの技能は実際にシュノーケリングを続けるうえで、あなたを守る強い味方になるでしょう。

シュノーケリング体験プログラムへ参加しませんか?

海辺の鑑定団主催のシュノーケリング体験プログラムは初めての方でも安心して学び、楽しむことができます。

千葉・館山の沖ノ島・サンゴに出会えるシュノーケリング体験ツアー 2017年度(終了しました) 
千葉県有数のシュノーケリング(スノーケル)スポットである館山の沖ノ島で、小学生から大人まで基礎を学びながら安心して魚やサンゴの観察ができるシュノーケリング体験プログラム。毎年7月中旬から9月上旬まで開催しています。浅いコース、深いコース、さらに環境活動として当団体が移植したアマモを観察するコースがあります。

毎年1000人近くの方に楽しいシュノーケリングを体験していただき、好評を得ています。

ぜひ、一緒にシュノーケリングを楽しみましょう!

千葉県、館山の沖ノ島であなたをお待ちしています!

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