苗床アマモの様子の報告と種まき 2018年有り難うございました

うみがめです。

今年ももうすぐ終わろうとしています。今年も多くの皆様にお世話になりました。

有り難うございました。

 

2019年に移植するためのアマモの苗床作りを11/8に地元の小学校と、11/23に一般の皆様と実施いたしました。

アマモの苗床・・・その後の様子をお伝えいたします。

 

アマモは、花が咲いて種が出来る種子植物です。6月に種をとるための花枝を採集して、それを海水で熟成、そして9月に選別を実施、その選別した種を11月にプランターに種を播いて、海水水槽に沈めました。

さて、様子は

 

アマモの苗床

12月に発芽したアマモの芽

はい、ちゃんと芽がでてきました。

まだまだ小さいですが、アマモが育ち始めました。

 

定期的にメンテナンスしながら見守りたいと思います。

 

 

海への直接種まきも行いました!

 

まだ種が残っているので、その種を、全て海に返しました。こちらは、当方と、沖ノ島ダイビングサービス岡本さんの協力で行いました。

紙粘土にアマモの種をつけて海に播きます

紙粘土にアマモの種をつけて海に播きます

夜の種まき

冬季は、潮が引くのは夜なんです。その潮が引いた夜の時間に集まって、種取をした館山湾の貴重なアマモ自生地の周辺と、沖ノ島の浅瀬で実施。

沖ノ島では、せっかくなので生き物も観察しました。夜の磯観察は、ちょっとスリリング?出楽しいです。何か不思議な生き物と出会える可能性もある。。。

 

沖ノ島北側中間地点での種播き

 

ここでの種まきは、沖ノ島ダイビングサービスの岡本さんと協力して行いました。

僕達はメンバーのたこやきが参加しました。

水中で種まきをしているタコヤキ

 

 

こちらも定期観測とともに経過を見守ります。

次年度は、海への種まきも皆様とご一緒に出来るように考えたいと思います。

 

アマモの種を、苗床~海への種まきまで、およそ8万粒くらいを使った計算でした。

 

 

海辺の広場にプランターを設置しました。

 

今年は、渚の駅たてやまの「海辺の広場」の水槽の一角に種まきしたプランターを設置させていただきました。こちらでも育成の様子が見られます。是非見に来てください。

海辺の広場の水槽の一画に設置しました。

 

 

さてと、そんなこんなで今年も終了です。

 

皆様来年も宜しくお願い致します。良いお年をお迎えください。

 

記 うみがめ

 

 

 

 

 

 

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