千葉県館山市は、房総半島の南端で、館山湾周辺は黒潮の影響が強くサンゴの北限域の生息や、暖温帯の森や海浜植物と繋がる豊かな多様生態系と豊かな水産資源を育む里海です。しかし、近年「磯焼け」が進行し、海草・海藻の大部分が消失し、2017年より「アマモ場再生」に地域連携・協働にて取り組んでいますが、再生には至っていません。一方、陸域と海の繋がりは、「森里川海」で繋がることの重要性と、生物多様性の保全再生でも注目されています。
地域環境実体調査の実施と映像コンテンツ作成を地域連携・協働により実践し、ローカル課題解決と里海や里山環境の維持回復のための仕組みづくり構築し、良好な里海の保全と好循環の形成に繋げる必要があります。そのための下地資料として、地域データとして共有するための沖ノ島から一番近い河川流域である①里山(笠名)の生き物(鳥類)実体調査と、②里海(沖ノ島)のベントス(底生生物)調査を皆様と一緒に参加型で行います。
(調査データは、地域の里山・里海保全に活かされます)
①里山(笠名)の生き物(鳥類)実体調査
早朝!里山生き物調査「さとやま生態系のトップ猛禽類を探そう!サシバは見つかるか」
サシバは、早朝に行動します。頑張って早起きしましょう。姿はもちろん鳴き声がヒント! もちろん他の鳥たちも観察します。
そして、海と森は繋がっています。海を守る為には森を守る。森を守るためには、森を知ることが大切。今回は秋の森をテーマにバードウオッチングによる鳥の観察調査や動物の痕跡を探る事で、森の生態系を考える活動です。

①里山(笠名)の生き物(鳥類)実体調査の詳細
①2026年5月17日(日)
朝!6:00~8:20
内容:双眼鏡などを使ったバードウオッチングによる生き物調査、(小雨決行 荒天中止)
調査エリア:館山市笠名 蟹田川上流のエリア
対 象 館山周辺の小・中学生とその保護者 定員10人程度(小学3年生以下は保護者と参加)
参加費 無料(集合場所までは自己負担です)
集合場所 かにた婦人の村バザー駐車場
持物・身支度 季節有った服装 帽子 手袋 リュクサック 飲みもの (ある方) 双眼鏡(貸出もあります)カメラ
主 催 NPO法人たてやま・海辺の鑑定団
協 力 合同会社アルコ 千葉県立安房高等学校生物部(ちーむあわわ) 笠名田んぼくらぶ かにた婦人の村 笠名区
お申し込みは最下段のボタンから!
講師 沖浩志さん 合同会社アルコ代表

合同会社アルコ代表 館山ジビエセンターセンター長
川崎市出身。自然環境調査会社に11年間勤めた後、館山市へ2018年に移住。地域密着で田畑に被害を及ぼす獣害の対策支援をしている。
②里海(沖ノ島)のベントス(底生生物)調査
ベントスとは?
底生生物(水域の生物のうち、水底を這い回ったり、穴をあけたり、また、水底や壁面に付着するような生物)のことです。語源は「海底」という意味の言葉。ベントスには、付着藻類、カイメン、フジツボ、貝類、ゴカイ、ヒトデなどのほか、ヒラメやハゼ類などの底生魚類を含みます。食物連鎖では、消費者としての役割のほか、付着藻類は生産者として、ゴカイ類などは分解者としての役割を担います。最近では干潟などにおけるゴカイ類やアサリなどの二枚貝類のもつ水質浄化作用も注目されています。
ベントスを調べれば地元の自然が見えてくる!
漁業法、漁業調整規則に従い実施。スコップなどを使った、砂(潮間帯)の中の生き物採集と観察容器等に入れて観察・撮影・測定と、手網・玉網または、素手による磯場の生き物採集と観察容器等に入れて観察・撮影・測定します。

②里海(沖ノ島)のベントス(底生生物)調査の詳細
②2026年5月17日(日)
9:30~12:30
内容:スコップなどを使って、主に砂地の生き物を干潮のタイミングに合わせて採集・観察・記録します。※法令に従い実施します。(小雨決行 荒天中止)
調査エリア:館山市沖ノ島 砂洲 浅瀬
対 象 館山周辺の小・中学生とその保護者 定員10人程度(小学3年生以下は保護者と参加)
参加費 無料(集合場所までは自己負担です)
集合場所 沖ノ島看板まえ
持物・身支度 季節有った服装 帽子 長靴または 手袋 リュクサック 飲みもの (ある方)スコップ 手網(貸出もあります)カメラ
主 催 NPO法人たてやま・海辺の鑑定団
協 力 株式会社自然教育研究センター 千葉県立安房高等学校生物部(ちーむあわわ)
講師 海上智央さん 株式会社自然教育研究センター

埼玉県出身。大学でベントス(底生生物)と出会い、海の世界に魅了される。水族飼育員や海の解説員として働きながら、大潮の度に日本各地の沿岸でベントス調査に参加。各地で希少種を見つけ、専門家を驚かせている。またベントスの力を借りて、水族館でも育成が難しいアマモの周年育成に成功した。海の体験活動や普及活動を通じて、多くの人に海の面白さを伝え、未来の海を守る第一歩を踏み出すきっかけを作りたいと考えている。
今回の①②取組データは、地域の環境保全活動に活用されます。

2026年度セブンの森助成事業 館山セブンの海の森事業


