アマモの苗床つくり(ご報告遅くなりました)20211120-26

うみがめです。
沖ノ島のアマモ場再生は、もう4サイクル実施しています。しかし、4回とも植えても食圧(磯焼けの影響もあり)により、なくなってしまいます。
それでも、多くの皆様のご協力により継続しています。

アマモ場再生に関して

11/20船形港にて、多くの皆様と

この日は、船形港にて多くの皆様と、苗床つくりをしました。6月の花枝採集、9月の選別を経て、プランターに種まきして、海水に沈めます。

多くの皆様にご参加いただきました。

プランターの砂を作ります

プランターに入れる砂は、海岸の砂です(許可をいただき採集しています)。その砂に腐葉土を混ぜます。アマモは、ワカメやヒジキなどの「海藻」とは違い「海草」のアマモは根からも栄養を吸収します。だから腐葉土。そして海水でひたひたにします。

砂つくりの様子

プランターに種まき

そして、海水ひたひたのプランターに、穴あけして、種をまきます。アマモは、花が咲いて、種ができる種子植物。米粒より小さい種です。

海水ひたひた
種まき

海水の水槽に沈めます

最後に海水の水槽に沈めます。順調にいけば2022年のお正月明けには芽が出ているはず。その後はメンテナスしながら育成します。2022年の5月ころ、移植の予定。
たくさんの苗が育ってくれるといいなぁ。

水槽に沈めています

記念撮影パチリ

11/26の苗床つくり

11/26は、関係者にて「お茶の水女子大湾岸生物教育研究センター」にて、苗床つくりを行いました。そして今回は、東レ・モノフィラメント㈱様のお申し出をいただきまして、アマモ場再生のための新素材の実験も行うことになりました。
こちらも、発芽が楽しみです。

東レ・モノフィラメント㈱様の新素材

記念撮影パチリ

東レ・モノフィラメント㈱の皆様と

ご支援を、よろしくお願いいたします

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