うみがめです。
今回は、僕たちの活動のことではありませんがご報告いたします。
私たちの活動を応援していただいている館山の「丸高グループ」が創業100周年を迎えました。
100周年本当におめでとうございます!
たてやま・海辺の鑑定団の事務局「海からの贈り物館」は、丸高グループの敷地の中にあります。
2008年から、事務局をお借りし、当方の拠点として現在にいたります。
もともと、この場所は、丸高の社宅だったとのことで、過去にはそこに数軒の社宅があったと聞いています。今残るのは当方がお借りしている1軒のみです。
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丸高百年 記念誌
記念誌を拝見いたしました
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万祝(左)= 大漁祝いの引き出物として船主や網元が漁師に配った祝い着
「丸高百年」からグループ代表の高橋幸民さんの言葉を引用します。
弊社は本年、創業100周年を迎えることになりました。
創業者高橋亘が大正9年に岩手県で定置網漁業を開始以来、幾度かの困難を乗り越えお陰様で現在に至りました。ご支援下さいました皆様には衷心より感謝を申し上げます。
常々、事業継続はスポーツに例えると駅伝であると思っています。短距離走でもなければマラソンでもなく何人も走者が襷をつなげていく駅伝で、区間賞を取るヒーローがいなくても棄権することなく襷をつなげば長い距離を走破できるのです。
どんな天才でも一人では100年も走り続けることは出来ませんが、凡才の集まりでも其々の使命感と熱意を繋げて、幸運にも途中棄権することなく100年間走ることができました。
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創業者の高橋亘さんと創業当時の魚を運ぶための桶
100年間は、長い歴史の一コマから見れば、一瞬かもしれませんが人や自然の営みからすれば決して短くはありません。
その100年の歴史の中の1コマの中に、私たちもご一緒させていたことは光栄なことと思います。
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高橋代表(中)と丸高グループ社屋にて(左うみがめ 右川名)
私たちの襷・未来へ
私たちは、南房総・館山にて、自然環境を守り伝える活動を行っています。
自然環境とは、この地だけで守れるものではありません。海や水や生態系や森や木や生き物や、すべてのつながりを考えること、それは地球環境を考えることだと思います。
未来の為に、今何ができるのかを考え、豊かなこの地の自然環境、風土を守ってくための襷を繋げることができればと、微力ながら思っています。
次の100年後の為の襷が繋がるために。
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丸高グループの敷地内 海からの贈り物館
記 うみがめ