うみがめです。
2020年もいよいよ暮れようとしています。
2020年振り返り
2020年もいよいよ暮れようとしています。
2020年はどんな年だったのでしょうか。。皆さま、それぞれに思うことがあるとは思いますが、南房総館山や沖ノ島での活動についてちょっと振り返ってみたいと思います。
コロナ禍で活動ができなくなったこと
昨年の令和元年房総半島台風の影響が残る中、今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響をうけました。
緊急事態宣言の中、4月24日から沖ノ島が、感染症リスクの為閉鎖され、実質ほとんどの活動ができなくなりました。
子どもたちの為の沖ノ島での環境教育活動も、すべて中止になりました。今年の夏前は、皆さまとの活動は出来ませんでした。
これは、コロナ禍が誰もが経験したことのないことの中。仕方がないことと思います。
環境保全活動(アマモ場再生・森の再生活動)は関係者で実施
その中でもアマモ場再生と森の再生は、関係者で出来る範囲で行いました。
2019年度育成したアマモを沖ノ島へのい移植は5月24日に、地元ダイバーと、漁協の協力により実施しました。
沖ノ島の森の再生活動も昨年以来NPO法人地球守の協力を頂きなら、本当出来したらみんなで出来る改善活動を行う予定でしたが、関係者のみで行いました。
夏季の活動
緊急事態宣言は解除されたのですが、沖ノ島は、2020年の9月30日まで閉鎖されていました。毎年行っている「沖ノ島・サンゴに出会えるスノーケリング体験」は実施できなかったので2020年は、沖ノ島の近くの海岸である「大賀海岸」にて、感染症対策を行いながら実施しました。
秋以降の活動
9月以降は、少しずつ学校関係の皆様との活動が再開できました。今年はコロナ禍の為、今まで通りの修学旅行ができなかった小中学校の皆様との活動をおこないました。ただ、沖ノ島に入れなかったため、館山湾をはさんだ反対側の大房岬での活動をおこないました。大房公園、少年自然の家の皆様には、大変お世話になりました。
10/1から、沖ノ島の閉鎖が解除されました。やっと沖ノ島の活動をスタートすることができました。
台風の影響は、残っていますがNPO地球守のご指導のもと森の再生活動も進みました。森の活動では、館山市消防団の皆様との活動で大きく進んだと思います。ありがとうございました。
今年は、台風の接近がなく、ちょっとほっとした感覚でした。
そして、感染症対策を行いながらですが、「里海博2020」も開催いたしました。海や自然を知るきっかけとなれば幸いです。
そして、NPO地球守の高田代表の講演と、みんなで沖ノ島の森の再生も行うことができました。
台風そしてコロナ禍と続いた中ではあり、まったくいつもと違う2020年でしたが、活動を続けることができました。
お世話になったたくさんの皆様!本当にありがとうございました。
これから
環境保全や再生、アマモ場再生や森の再生は、時間がかかります。何年かかるかわかりりません。それは同時に未来のことを考えるということです。
50年後の沖ノ島の森はどうなっているのでしょうか。そして海はどうなっているのでしょうか。そこを考えることは、とても重要だなと思います。
何故なら、その時の地域、日本、世界、地球がどうなっているかを抜きには考えられないことだからです。
そして2021年、自然体験活動や環境保全活動を通じて「そのために出来ること」を、皆さまとやってい行きたいと思います。
「知ること」「感じること」「楽しむこと」
そして、今、自分ができること、みんなができること。
未来は変えられます。
皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
記 うみがめ