2019年台風15号・19号の被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
館山市の沖ノ島は、9月8日~9日に千葉県に接近した台風15号により、多くの倒木が発生し、甚大な影響を受けました。
さらに台風19号も10月12日に接近し、高潮の影響も受けてしまいました。
山脇学園の皆様からの心温まるメッセージとご支援
東京の山脇学園中学校は、5年前から毎年1年生が夏に沖ノ島を訪れ、海辺の自然体験活動を行っています。
沖ノ島の今回の台風の影響を、当方のホームページで知った山脇学園の1年生の皆様が、9月の学園祭にて沖ノ島の被災した状況を訴え、再生のための募金を集めていただいたの事です。
皆様のお気持ちと支援金をお預かりさせて頂きました
そして、去る10月19日に、山脇学園の小沼治美先生と坂本恵美先生が、館山を訪れ沖ノ島再生のための支援金215,044円を、生徒達と募金に協力頂いた皆様からの応援のメッセージを添えて、台風の影響がのこる沖ノ島にてお預かりしました。
今回の支援金と皆様の心温まるメッセージには本当に感謝です。
小沼先生と坂本先生からは、「今年の夏の館山での活動でもお世話になった沖ノ島、生徒の印象も一番強かったです。台風の被災を知って、学園祭にて沖ノ島の体験報告とともに、募金を集めましたのでお伺いしました。今の沖ノ島を目の当りにして、台風の力、自然の力の恐ろしさが伝わりました。同時に根っこがめくれていても青い葉の木もあり自然の力強さも感じました。今後も何かお役に立てることがあれば協力させていください。」とのお言葉を頂きました。
毎年館山沖ノ島に訪れていただいて身近な自然の中から、自然の大切さを感じ、沖ノ島の大切さも感じていただいて本当に嬉しいです。
支援金を沖ノ島のために、ご活用させていただきます
台風の影響は大きく、この先の再生には10年20年・50年くらいの長い時間が必要です。沖ノ島の再生のために活用させて頂きたいと思います。
今後館山市と連携しながら長期的な視野で再生計画を立て、沖ノ島は「歩いて渡れる無人島」として地域にとっても重要な自然資源再生に向けて動き出したいと思います。
それは、地域にとっても重要です。
生徒の皆様からの暖かいメッセージを一部ご紹介します
●昨年はお世話になりました。今はとても大変な時期だと思うけれど笑顔をわすれず頑張ってください。山脇学園 中2
●私は2年前の中学1年生の時に館山にお世話になりました。短い時期でしたがあの美しい自然を今でもはっきりと覚えています。特に沖ノ島の樹齢300年の木、あの木が折れてしまったと知ってとてもおどろきました。浜辺の景色もきれいな貝殻を探そうとしていたのも覚えています。大変だとは思いますが前向きに頑張ってください。東京から応援しています。
2019年の夏に訪れた皆様からのメッセージを一部ご紹介します
●今年館山に訪れて、大切な環境、守らなければいけないことを学びました。ぜひがんばってください。Fight We love 館山
●この前いったばかりの沖ノ島の台風のあとの写真を見て、ひがいがすごくておどろきました。私のいれた募金がやくだつことを願っています。おうえんしています!!どうか早くもとの姿にもどりますように。あきらめないで。
●家族と沖ノ島にまた行きたいと話していました。いろいろな人と協力し合って復活できることを願っています。沖ノ島周辺が落ちついたら家族と絶対に行きます。頑張ってください。
紹介しきれないたくさんのメッセージを頂きました。本当に有難うございました。
時間はかかりますが前に進んで行きます。
今までの再生に向けた取組み
記 うみがめ