うみがめです。
2019年台風15号・19号の被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。
台風19号が、接近しました。
千葉県南房総エリアは、15号の影響がまったく癒えていない中の台風の再接近となりました。しかも、大きい。
自然には逆らえないとはいえ、心の中では「なんで。。」と呟いていました。
2019年10月12日に夜に接近した台風19号は、風ももちろん吹きました。が、今度は雨、そして海は波でした。
市街地では、応急措置のブルーシートが飛んでしまった建物なども見受けられ、ちょっと振り出しに戻った感覚さえありました。
雨は、房総エリアは、大きな影響は、ありませんでしたが、関東甲信越から東北地方の広い範囲で雨が大きな影響がでてしまいました。謹んでお見舞い申し上げます。
沖ノ島の様子は
翌日沖ノ島に行きました。
(★現在、沖ノ島は、一般の立ち入りは禁止されています。館山市の許可を得て活動しています)
台風一過の晴天で空気は澄んでいました。
富士山がきれいに見えた。
アマモ保護ゾーン(スダテ)は、残っていました。(アマモはこの時点では確認していません)
よく見ると一本竹が折れているようでした。
森は、前回の15号の影響のみという感覚でした。
潮位はかなり高かったらしく、流木などがだいぶ海岸の上のほうまで、上がっていました。そして、打ち返し波が襲ったのか砂浜が広がった(砂が移動した)ように思いました。
※原因は見た目では分かりませんが、ウミガメが打ちあがることはあります。そのときは、エバーラスティング・ネイチャー(外部へリンクします)に連絡します。
宇賀明神も見守っていました。
森の再生は、時間を要すると思っています。
10/14アマモ保護ゾーンの修復
翌日アマモ保護ゾーンの補修を行いました。打って変わって寒い雨。
まず、アマモは生きているのだろうか?
今回もアマモは生きていた!!
生きていました!!(濁りがあったので見えにくいですが)
しかし、食害にあっている。
折れた竹の支柱を補修
台風の15.19の影響で網が破けてしまい、おそらく食害魚が進入できてしまったためと思われます。
今回の台風で海藻や海草にも多大な影響があり、植物食の魚にとっても影響が大きかったのかもしれません。
(魚には罪はないと思う)
出来る範囲で補修をし、なんとか水温が下がる時期までアマモが生きていれば、何とか年を越せないだろうか…
頑張って欲しいし、少しだけ手助けをしてアマモ場が戻ってくれればよいな。。。と思う。
沖に移植したアマモは、現時点では確認していない。
森の再生に関しては、また、別の機会に、ご報告いたします。
50年後の沖ノ島の環境を見据えて。。。
生き物画像:アカクモヒトデいました。(濁っていましたのであまり良い画像ではありません)
台風後の取り組み
記 うみがめ