8/27の出来事:沖ノ島でおきた水難事故とたてやま・海辺の鑑定団のスノーケリング(シュノーケリング)体験の違いについて

悲しい出来事が、起こりました。

8/27に沖ノ島で水難事故が起こりました。

 

結局、行方不明の方は、翌日発見されましたが、お亡くなりになりました。

こころよりご冥福をお祈り申し上げます。

 

私たちが行っているスノーケリング体験でのスノーケリング(シュノーケリング)とは。

以下の内容です。

(日本スノーケリング協会より)

スノーケリング(Snorkeling)とは、主に水中マスク、スノーケル、フィン(足ヒレ)、スノーケリング ジャケットもしくはウエットスーツ(浮力体)、といった「スノーケリング四点セット」を用い、水面での浮力を十分に確保しつつ、水面上を漂うようにして移動し、口にくわえたスノーケル(パイプ状の呼吸管)を通して呼吸活動を継続しながら、水面下に没することなく水中の様子を観察する活動のことを示します。

…とあります。

浮いてみよう

サンゴに出会えるスノーケリング体験での練習風景

 

沖ノ島・サンゴに出会えるスノーケリング体験(シュノーケリング体験)では、

・バディシステムによる相互監視

・マスク装着とスノーケルの使い方の十分な練習

・万が一のトラブルへの対応で、マスククリア・スノーケルクリア

・フィンキックの練習

以上を習得した上で水面での活動を行っています。

(海に潜る活動はスキンダイビングであり、スノーケリングとは異なるスキルが必要です)

海での練習開始

海での練習開始

そして、体験活動終了のときのまとめのお話では、参加する皆様自身で、スノーケリングを楽しむ時の為に、いつもお伝えしている3つの事があります。

◎安全な場所を選ぶ(天候・潮流・波・遊泳禁止エリアなど)

◎安全な道具を使う(4点セット マスク・スノーケル・フィン・ライフジャケットなどの浮力)

◎安全のためのスキルを身につける(バディシステム・トラブルに対応した練習)

練習

練習

そして、残念ながら今回の事故は、この3つが守られたとは言えなかったようです。

(その場所は、潮流がある遊泳禁止区域であった)

(浮力体とフィンは装着していなかった)

(バディシステムではなかった)

 

私たちの行っているスノーケリング(シュノーケリング)とは、ちょっと異なる活動でした。

 

スノーケリング(シュノーケリング)は、正しく行えば決して危険な行為ではありません。

これからも、悲しい出来事が起こらないため、正しいスノーケリングの啓発に今後も努めたいと考えています。

 

記 うみがめ

 

 

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