うみがめです。
ご報告が遅くなりました。
アマモ苗移植会 2019年5月19日(日)実施しました。
天候にも何とか恵まれまして、お陰様多くの皆様のお力添えによって実施することが出来ました。浅瀬は干潮に合わせて、手植えで、沖合いは、沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーさんの協力により行いました。
参加者は、僕達関係者も含め総勢約100人
今回は、千葉大学環境ISO学生委員会の皆様にもご協力いただきまして、大変助かりました。有難うございました。
当日の様子をお伝えいたします。
市長も組合長も駆けつけていただきました。
アマモとアマモ場の説明や、移植方法などの説明を行いました。
〈アマモ〉
アマモは、比較的静穏な海域の砂泥質の場所に群落を形成し、珪藻類や小型の海藻類が付着し、ヨコエビやワレカラ、小型の巻貝などが生活し、葉間にはアミ類などの小動物が生息しています。このため幼稚魚にとってアマモ場はそれらを摂餌(せつじ)する保育場となっています。また、葉と根から栄養塩を吸収し日中は酸素を放出し、出された酸素によりバクテリアの有機分解が活発となり、水質浄化機能が高まります。さらにアオリイカやカミナリイカなどの産卵場ともなっています。
さて、そして移植の準備です!
移植する為のアマモの苗を取り分けて…
紙粘土を成長点を覆わないように丁寧につけます。
大人たちも粘土付け。
こちらは粘土切係り。有難うございます。
こんな感じです。
そして。。。
移植開始です。
浅瀬の移植は、潮が引いたタイミングで海に入って行います。
もちろん濡れちゃいます。
こどもたちも。。。
大人たちも。。。
海にアマモの苗を植えています。
そのあとは。。
生き物観察を行いました!
潮が引いた磯いは、たくさんの生き物が生息しています。
たくさんの発見がありました。
アマモの移植数は、ダイバーが約1500株 浅瀬が約300株 合計約1500株
昨年は、魚による食害と思われる原因で、残念ながら成功しなかったのですが、今年も経過観察を行いながら見守ります。実際食害の現場を捉えられるよう観測を行ったり。保護ゾーンを作ったり出来ることを少しづつですが実施したいともいます。
記念撮影パチリ
次の活動は来年の為の花枝採集になります。
記 うみがめ