沖ノ島森の再生活動を行いました!2020年10月29日 

うみがめです。

2019年9月5日に発生し、9月9日に房総半島に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)は千葉県を中心に各地に甚大な被害を及ぼしました。

館山市にある沖ノ島も一夜にしてその姿を大きく変えてしまいました。
それから私たちの「50年後の森」を見据えた活動が始まりました。

館山市から特別な許可を頂き、沖ノ島2020年10月29日(木)沖ノ島の再生活動に取り組みました。活動は、森の環境再生に精通している NPO法人地球守(高田 宏臣代表理事)の指導により行いました。

2018年の沖ノ島

9月28日に引き続きガチで改善

今回の再生活動は、館山市から許可を頂き実証区を設定して実施しています。この日も実証区の改善を、地球守8名、当方9名、協力者2名の体制で行いました。

天候にも恵まれました。

 

主な活動内容は

沖ノ島の守り神宇賀明神周辺の改善。

園路周辺の改善でした。

いずれの作業も、地中(土中)の環境の改善のための活動です。雨が泥水にならないよう地中に浸透し、菌糸の働きを促し、木々の成長を、森の再生を自然が自ら動きだせるような改善です。その手助けとなるような、作法にのっとった造作なのです。

この作業でほぼ1日かかりました。

実は、活動メインとなってしまったため、活動中の様子の映像が少なくなってしまいました。

開始前のミーティング(高田さん)

 

宇賀明神での改善

ご神木と明神様周辺は、今回も改善が進みました。きっと宇賀明神様も喜んでいると思います。(先日やっとブルーシートが外れました。)

島の守神

ここは、沖ノ島で最も重要なエリア。沖ノ島の標高は12.8mなのですが、ほぼ同じくらいの高さに宇賀明神はあります。昔の方は、土地の守るべきところに守り神を祭ったのかもしれませんね。ここの地中環境が良くなることは沖ノ島全体の改善に繋がっています。

そしてご神木の復活へと。。

勢いを増したご神木

園路での改善

ここでは、重機で穴をあけ、出た土と倒れた木々の枝葉や、竹炭、燻炭を組み合わせ、刈った草で覆い、マウンド(小さい山)を作りました。

穴(小さい谷)には有機物(やはり倒木や枝葉)と炭を織り交ぜ、地中への空気と水が流れやすく、そしてしっとりとしたマウンドには菌糸が活発に活動し、大きな木が育ちやすい環境が醸成されるのです。

10月1日以降は、一般の皆様のご利用がありますので十分注意しながらの活動でした。

活動終了後の様子

時間はかかりますが確実に進んでいると実感できます。

10/29朝の様子改善前

 

小さな山と谷をつくりました

 

お疲れ様でした!!記念撮影パチリ

宇賀明神ご神木前にて

 

予告! 高田氏講演会 11/28(土)午後「館山の海と山野を未来に繋ぐために」

沖ノ島森の再生ワークショップ11/29(土)一日 開催予定

詳細はもうすぐホームページにてアップします。

皆様のご参加をお待ちしております。

沖ノ島の森を見つめる高田宏臣さん(8/30撮影)

 

活動へのご支援に関して

この活動は、皆さまからのご支援を頂いていおります。

山脇学園中学校様より支援金

ドッグビューティーサロンCoCoレーヌ様のご支援

TATEYAMAイタリア食堂様の店頭からの募金

ル・ファーレ復興ソングプロジェクト様

館山総合高校様、

走林社中

寄付ネットから頂いたご支援、

など多数のご支援を頂きながら活動しております。

これからのご協力に関しては、こちら

台風被災・館山市沖ノ島・森の再生のための寄付金の募集を開始しました
2019年台風15号・19号・21号の被害にあわれた皆様に心からお見舞いを申し上げます。 この度台風被災・館山市沖ノ島・森の再生のための寄付金の募集を開始しました。 (寄付ネットへ) ※現在は寄付募集期間は終わっております。 寄付の目的 2

 

記 うみがめ

 

 

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