里海博2021+1オンライン ~歩けばわかる!海辺の達人と海辺の自然環境楽しみ守ろう~ 開催! 2022年2月13日(日)

「里海博2021+1」を開催します。
★感染症の拡大のためオンライン開催となりました。

今回は海岸からの発見(ビーチコーミング)にスポットを当てます。
子供たちに、海の楽しさ大切さを知っていただく内容です。
沖ノ島を代表する、南房総・館山エリアの海辺は、豊かで身近で大切な自然環境がたくさんあります。
皆様にこの自然を知っていただき、感じていただきながら、貴重な自然環境をこれからもずっと大切に守っていく方法をみなさまと考えていく機会にしたいと考えています。
ぜひご家族やご友人お誘い合わせのうえ、ご参加・ご視聴いただき、楽しんでいただければ幸いです。

2021年撮影

沖ノ島と海辺の自然

千葉県館山市館山湾の南側に位置する沖ノ島(館山市 沖ノ島公園)周辺は都心から近いにもかかわらず、黒潮の影響が強く内湾であり、北限域のサンゴが生息します。
また、周囲1キロ程度の沖ノ島の海辺や島内は、海浜植物と照葉樹が繋がり、海や森に住む多種多様な生き物が見られる豊かな生態系を有しています。
それは、将来にわたり「守り」「伝える」貴重な自然環境です。

沖ノ島のサンゴとソラスズメダイ

沖ノ島周辺は、近年人気のスポットとなり、特に夏季は訪れる方も多くなりました。夏季に関しては、キャパシティオーバーによる周辺の混雑、残念ながらゴミの放置などマナーが守られないことも見受けられる状況です。

さらに、かつて6500㎡以上あったと記録されていた「アマモ場」が、平成25年の大型台風の影響(波浪や砂移動が原因と推測)により減少してしまいました。

沖ノ島のアマモ場 2009年撮影

環境再生活動を行っています

そして、たてやま・海辺の鑑定団では、官民連携の「沖ノ島について考える検討会議」に参画し、平成28年からは沖ノ島の環境保全と活用の為の「仕組みづくり」と、その「普及啓発活動」と、環境保全の「実践活動」としてアマモ場再生に取り組んできました。

台風15号の影響により島の正面入り口倒木が道を塞ぐ(2019年9月)

そして、残念なことに2019年9月~10月の自然災害の影響を大きく受けてしまいました。

私たちは「里海博2021+1」を開催することで、皆様にこの自然を知っていただき、感じていただきながら、貴重な自然環境をこれからもずっと大切に守っていく方法をみなさまと考えていく機会にしたと考えています。
ぜひご家族や友人お誘い合わせのうえ、ご参加いただき、楽しんでいただければ幸いです。

ゲストの楽しいお話、みんなでお話会や座談会、様々な体験コーナーなど、海のこと楽しみながら学べます。

ゲストのご紹介

※順不同です。

海岸歩きの達人 漂着物学会所属

Shige Beachcomber (しげびーちこーまー) しげさんこと、林重雄さん

幼少時より海や自然と親しんでいました。1990年より福井県や富山県での恐竜発掘調査に参加し、フクイラプトルの復元もお手伝いしました。初代漂着物学会の会長であった石井忠先生にならい、日本海側と太平洋側でビーチコーミングを続けながら、ビーチコーミングの講座やビーチクリーンも行っています。
漂着物学会員、福井県海浜自然センタービーチコーミング講座講師

WEBページ・https://beachcomberjp.jimdo.com/
インスタグラム・https://www.instagram.com/shigebeachcomber/?hl=ja

エバーラスティングネイチャー事務長館山(千葉県)出張所 ウミガメ保護の最前線 田中真一さん

2002年にエバーラスティング・ネイチャー(エルナ)を数名で設立し、
事務長として運営管理業務を担いながら、ウミガメの死亡漂着や漁業による混獲の調査を行っています。
2012年に館山市に移住し、自宅を拠点に千葉県内のフィールド調査を実施しています。
これまで約2,000頭の死亡漂着したウミガメを解剖してきました。
昔は、死亡個体の腐敗臭やグロテスクな様子が嫌でたまらなかったですが、
今では、貴重な情報源として向き合えています。

館山市立北条小学校4年生SDGs委員

※写真はイメージです。

北条小学校では、4年生の 「統合学習」の時間で、 昨年より沖ノ島の自然環境について学び、問題点を調べてSDGs(持続可能な開発目標)に関して、「自分たちで出来ること」をみんなで考えている。

千葉県立館山総合高校の皆様

※館山総合高校の皆様との沖ノ島アマモ場再生活動の様子

千葉県立安房高校の皆様

安房高校の皆様との沖ノ島森の再生活動の様子

内容は随時更新いたします

里海博2021+1オンライン 基本情報

開催日 

2022年2月13日(日) 13:00~16:30 参加無料

オンライン開催(一部 zoom参加及び YouTubeによる配信)

視聴はこちらから

感染症の状況により大幅な内容変更を行うことがあります。

里海博2021+1オンライン 概要

★歩けばわかる砂浜体験会 海辺の達人と海岸を歩こうオンライン (沖ノ島から繋がる世界の海) 講師 シゲビーチコーマーさん(オンライン) 田中真一さん たてやま・海辺の鑑定団 他

オンライン砂浜体験会は13:00~13:40 zoomでのオンライン参加ができます。
40名程度(申し込みが必要)
YouTube配信もされます。
zoom参加では、達人に直接質問や、会話することができるようになります

zoom申込はこちら
(※砂浜体験会は2/12の15:00でお申し込みを締め切りいたしました。尚荒天時には中止となりこることもございます)

申し込みボタン

13:00~ YouTubeでの視聴ができます。

・YouTube配信 スケジュール
13:00 オンライン砂浜体験会 (zoom参加あり)
お話会開催
14:00 開会セレモニー 
14:03 主催者挨拶・来賓挨拶
14:05 お話会① 漂着物学会所属 ビーチコーマーシゲさん 演題「渚の百貨店・・・漂着物」
14:25 お話会② エバーラスティング・ネイチャー 田中真一さん 演題「海岸のウミガメは語る」
14:45 事例発表 千葉県立館山総合高校の取組
14:55 事例発表 千葉県立安房高校の取組紹介
15:05 休憩
15:20 お話会③ 沖ノ島アマモ場再生の報告と子供たちのアクションプラン
(竹内15分 北条小学校10分) 
15:45 オンライン座談会 海辺から見えること
 シゲさん 田中さん 高校生 竹内 アマモン チーバくん
 全国アマモサミット2022に関して
16:25 閉会セレモニー 閉会の言葉
16:30 終了
※YouTubeチャンネル生配信


 ★感染症の拡大状況により、内容を大きく変更することがあります。

オンラインで会おうね!


 
主催
 NPO法人たてやま・海辺の鑑定団 
協力/海と日本プロジェクト、千葉テレビ放送、沖ノ島について考える検討会議、
千葉県立館山総合高校(予定) 千葉県立安房高校(予定) 
館山市立北条小学校 えーころ♡ばーばんず
後援(予定)/千葉県 千葉県教育委員会 館山市、館山市教育委員会 

2021年度 独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金助成

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