
NPO法人たてやま・海辺の鑑定団は、おもに千葉県館山市沖ノ島を中心に、美しい自然環境を多く残した南房総で、自然体験プログラム(無人島探検、スノーケリング、ビーチコーミング、釣り体験など)と環境守るための活動(アマモ場再生活動・森の再生活動・海岸清掃調査など)を行っています。
来訪者の皆様をはじめ、各種教育機関の学習旅行や小学校、中学校の修学旅行などを通じて、自然を楽しみ、自然を知り、大切に思う心を育むお手伝いをさせて頂いております。
首都圏からも、そう遠くはない南房総・館山にて、地域の宝物である自然環境を「伝え・守る」エコツーリズムを実践しています。
第17回 エコツーリズム大賞優秀賞受賞
第13回 エコツーリズム大賞優秀賞受賞
第2回 エコツーリズム大賞特別賞受賞
自然を守る環境再生活動

沖ノ島の海には数年前までアマモが繁茂していましたが、台風の影響や魚による食害によってほとんど無くなってしまいました。アマモの群生は「海のゆりかご」と呼ばれ、多くの小魚や小動物の大切な住処であり生態系の豊かさの象徴でもあります。このアマモを再び沖ノ島の海に取り戻す活動です。

2019年9月9日に上陸した令和元年房総半島台風は、沖ノ島に甚大な被害をもたらし、およそ樹齢350年の御神木や多くの樹木を倒しましたが、実は森にダメージを与えていたのは台風のみならず、人工物などが原因の岩盤乾燥が関係していました。それから私たちの「50年後の森」を見据えた活動が始まりました。

アメリカのオーシャン・コンサーバンシー(The OceanConservancy)は、海のゴミ問題に世界規模で取り組もうと「国際海岸クリーンアップ」を展開しています。たてやま・海辺の鑑定団では2006年より毎年、クリーンアップ全国事務(JEAN)との連携により館山市・沖ノ島の海岸ゴミ調査と海岸清掃を行っています。
自然を知る体験プログラム

千葉県館山・沖ノ島の海は黒潮の影響を強く受け、主に夏の間、温かな海に住む魚たちや日本の北限域にすむサンゴを観察できます。初心者でも安心してシュノーケリングを楽しみながら、道具の使い方、安全に行うための知識など学んでいただけます。

南房総には魚がたくさんいる美しい海があります。そこでの釣りは楽しい思い出になるはずです。この体験プログラムでは、初心者のために、釣りのマナーや準備、釣り方を学ぶことができます。ツアーによっては実際に釣った魚をさばいて食べるところまで体験できます。
未来の子どもたちへ豊かな自然をひきつぐために、私たちが今後も自然保護・環境保全啓発活動をしてゆけるようにぜひ応援してください。
環境保全活動へのボランティア参加にご興味ある方、お気軽にご連絡くださいませ。

NPO法人たてやま・海辺の鑑定団は、SDGsを応援しています。