「館山セブンの海の森」事業に係る連携に関する協定が締結されました
2021年3月24日、一般財団法人セブン-イレブン記念財団さま、館山市さま、そして私たちNPO法人たてやま・海辺の鑑定団による、三者協定が、館山市役所内にて締結されました。
私たちは、沖ノ島をフィールドに、海においてはアマモ場再生活動を行い、島内では2019年9月に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)によりダメージをうけた森林の再生に取り組んできました。
このような海と森の環境再生活動と地域の活性化についてこの三者が協力しあいましょうという協定となっています。この期間は10年間です。
協定書の目的にはこう記されています。
第1条 本協定は、甲、乙、丙が、沖ノ島をはじめとする館山市の豊かな環境を健全な姿で次世代に引き継ぐことを目指し、森・里・川・海のつながりを意識しながら、沖ノ島とそれをとりまく館山市の環境(以下「沖ノ島環境」という。)の保全再生および地域の一層の活性化等を図ることを目的とする。
代表の竹内は協定締結後に挨拶でこのように述べました。
森林が再生するには50年くらいはかかってしまう。50年先を考えるということは、地球環境や地域、沖ノ島の環境を考えるきっかけにつながるのではないかと思います。これからの活動に多くのみなさまに関わっていただきながら、将来をつくる、地球環境をみんなが考えるきっかけになっていくような取り組みにできると素晴らしいと考えています。今日がスタートラインと思いますし、このような機会を与えていただきまして感謝しています。これからも頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
締結式のあと沖ノ島をめぐりました。
午後からは、一般財団法人セブン-イレブン記念財団のみなさまと沖ノ島をまわり、その実際の姿を見ていただきながら、その魅力やこれからの課題についてお話をさせていただきました。
2つの強力なバックアップを得て、心を引き締め環境保全の活動をしていきます。
一般財団法人セブン-イレブン記念財団さまからは人的なサポートのみならず、金銭的なサポートもしていただける予定になっていますが、このお金は主に全国にあるコンビニエンスストアであるセブンイレブンのレジ横に設置してある募金箱が原資となっています。そして、10年という締結期間を考えますと、私たちの団体を非常に信頼していただいていることを感じるとともに、今後の活動に身が引き締まる思いがします。
あわせて館山市という行政のサポートもなければ、こういった活動はスムーズにすすむことはありません。非常にありがたいことと感じます。
今回の三者協定に心より感謝し環境保全活動やその啓発活動を行っていきたいと思います。