こんにちは。たこやき@海辺の鑑定団です。
2018年の8月が終わり、9月に入りました。
猛烈な暑さがなりをひそめ、夜には涼しい風と、夏の終わりを告げる静かな虫たちの声が草むらの中から聞こえてきます。
今日は、主な7月・8月の活動を振り返り、ご報告などをさせていただければと思います。
夏のたてやま・海辺の鑑定団の活動
2018年夏季には主に以下の活動を行いました。
1.沖ノ島シュノーケリング体験ツアー
2.沖ノ島環境保全協力金の集金業務
3.沖ノ島公園ビジターセンター・里海観光案内所の運営
それぞれの活動についてお話させていただきましょう。
1.沖ノ島シュノーケリング体験ツアー
今年も多くの方にご参加いただきました、沖ノ島シュノーケリング体験。
約800人近くの方々に、沖ノ島の素晴らしい海とそこにすむ楽しい生物たちをお見せすることができました。
出発前のブリーフィング。
なぜ東京湾で熱帯魚が見られるのかというお話や、岩場は滑りますよーとか、危険生物についてなどの注意事項などをお知らせしています。
マスク、シュノーケル、フィンの使い方のレクチャー。
そして、実際に海の生物たちを、発見する!実際に触ってみる!
しかし残念なことに、お盆を過ぎたあたりから天候が悪いことが多く、台風までやってきてしまったため、やむなく中止の判断をせざるを得なかったことが今年は例年に比べ多かったのも事実です。
最終日の9月2日でも、開始前に遠くに響く雷の音が聞こえて、午前の部は中止になってしまいました。
自然が相手とはいえ、せっかくすべての着替えをすませてわくわくして受付まで来てくださったのに、残念なお知らせをしなければならないことは心が痛みました。
また来年、ぜひ参加していただき、沖ノ島の海を楽しんで頂きたいと思います。
そして、今年参加いただきましたみなさまには、こころより感謝いたします!
またお会いできるのを楽しみにしております。
ありがとうございました!
2.沖ノ島環境保全協力金の集金業務
沖ノ島の環境を良くするために来島者に協力を依頼する、沖ノ島環境保全協力金の集金業務を館山市より委託を受け、実施しました。
沖ノ島環境保全協力金のお願いをはじめて実施した昨年は、27万円程度があつまりました。
今年は、それを大きく上回る190万円近くの協力金を集めることができました。
沖ノ島へ行く途中で停まっていただき、協力金について短いご案内をさせていただいただけで、快くその場でご協力を申し出てくださる方の多いこと!
帰りの際に、私達のそばに停車してくださり、協力してくださる方もとても多かったです。
また、沖ノ島を出たのに、わざわざまた舞い戻り、「協力金を持ってくるために戻ってきました」という方もいらっしゃいました。
ご協力いただきましたみなさまには本当に感謝しかありません。
また、この活動にご理解をいただきましたみなさまにも感謝しています。
ありがとうございました!
私たちは館山市に対してこの協力金の使い方に関しての提案もしていきたいと考えています。
3.沖ノ島公園ビジターセンター・里海観光案内所の運営
地球環境基金の助成を受けまして、夏季の間このような案内所を設置しています。
環境保全や自然保護などの啓発活動や、沖ノ島の案内、海に関するお土産やシュノーケル用品なども販売しています。また、沖ノ島環境保全協力金の受付場所にもなっています。
このビジターセンターも多くの方に来訪頂きました。
ここにはさまざまな方が来られます。沖ノ島に関する情報を求めてこられる方はもちろん、トイレの案内や、クラゲに刺されて対処をお聞きになりに来られる方、落とし物を届けてくださる方もいらっしゃいます。
少しでもみなさまのお役に立てたのであれば幸いです。
2018年の夏の終わり。そして来年の夏に向けて
夏の私達の活動は終わりました。
今年の活動のデータをまとめて反省や振り返りを実施するのはもう少しあとになりますが、また来年に向けて、より良い沖ノ島になるよう、また、沖ノ島の自然をより多くの方に知っていただき、環境保護の大切さを理解していだけるよう活動していきたいと考えています。
今年の夏、私達の活動に参加してくださった方、協力してくださった方、理解を示してくださった方、そして沖ノ島に来訪してくださり、沖ノ島をキレイに保とうとしてくださった多くの方々に心より感謝します。
ありがとうございました!
来年もまた、きれいな沖ノ島で会いましょう!