うみがめです。
2018年より毎年実施している。「里海博」今年で4回目です。
本当は11月に開催を予定していましたが、ちょうどそのころ、新型コロナウィルス感染症第5波影響を考慮して、2月に延期を決定しました。
ところが、今度は第6波の影響を受けました。
リアル開催を断念しまして、オンライン開催とさせていただきました。
(たてやま・海辺の鑑定団YouTubeチャンネルで生配信、一部zoomミーティング)
沖ノ島にて歩けばわかる砂浜体験会を行いました。オンライン
2/13は、あいにくの天気ではありましたが、僕と川名(まひろ)と、ゲストの認定NPO法人エバーラスティング・ネイチャーの田中真一さんで、訪れました。ゲストのshige beachcomber林重雄さんはオンライン参加です。
慣れない、オンライン(zoom)でしたが、8組の皆様の参加がありました。
沖ノ島では、今現在の海の様子や漂着物、などを中継することができました。
お話会
そのあとは、休憩をはさみまして、お話会と座談会。
まずは、shigeさんからのお話。「渚の百貨店・・・漂着物」という内容で、shigeさんのフィールド」である。渥美半島と、日本海福井のお話を豊かな経験に基づきお話くださいました。
そして、次は田中真一さんじから「海岸のウミガメは語る」地元館山・南房総周辺に残念ながら死んで打ちあがってしまった。ウミガメの調査から得られる貴重なお話を頂戴いたしました。
お話会は続きます。
千葉県立館山総合高校の発表では、海洋科や家政科が取り組む、海の環境問題である海の磯焼けや、地域課題でもある獣害対策への取組。
そして、千葉県立安房高校の発表と続いた。
安房高校では、地域のローカルな自然環境のことからグローバル自然環境・温暖化に関しての台湾の大学との交流のことなどを発表いただきました。
僕からは、たてやま・海辺の鑑定団の沖ノ島での、2016年からのアマモ場再生活動と2019年からの森の再生活動に関して、現状をご報告させていただきました。
そして、北条小学校からは、4年生のSDGs実行委員による、沖ノ島から学んだことを通じて4年生が自分たちでSDGsを勉強して自分たちで出来ること、またはやってみたことをビデオメッセージも含めて発表いただきました。
アマモンとチーバくん
今回は、アマモンとチーバくんもやってきました。オンライン開催なので皆様との交流は出来ませんでしたが、リアル開催の会場予定地であった館山総合高校水産校舎体育館より中継をしました。
座談会
最後に、シゲさん、田中さん、高校生、竹内で座談会を行いました。今回多様な皆様のご参加により、多様な見方から海辺を考えることができたと思っています。
その中から出てきたキーワードとして出てきたことに一つは「きっかけが重要」という言葉がありました。
今回のオンラインではありましたが体験会うやお話会も「きっかけ」の一つだったと思います。
そして、「機会」というキーワードがあったと思います。
それは、やはり実際に接するということかなと思います。今回はオンラインではありましたが、今までも、そして今後も自然の中に身を置いて、気が付くことはたくさんあるし、その「機会」を提供することは、僕たちや、ここに関わった皆様の出来ることかもしれません。
さらに、「地元が重要」というキーワードがありました。これは、まさに今回の里海博では、北条小学校、館山総合高校、安房高校と地元の若者や子供たちが参加していただきました。これば、すごく大切なことだったと僕自身も思っています。
この流れは、これからも大切にしたい!
2022全国アマモサミットは館山の地で。
里海博2021+1オンラインは、慣れないながらも何とか終えることができました。
YouTubeチャンネルでは約70人の方が視聴いただきました。
そして、2022年は、全国アマモサミットがこの地で開催されます。
これからの、未来の地域の在り方を考え方向づけし、進んでいくには重要なサミットときっとなることでしょう。
その時はまた皆様と、今度は直接お目にかかれるとよいなと思います。
そして、今回の里海博の様子は、
こちらから継続視聴が可能です。
よろしければご覧くださいませ。
記 うみがめ