館山湾と沖ノ島の「里海博」 たてやま・沖ノ島・里海シンポジウム ~伝え守ろう!沖ノ島・館山の海! 海好き集まれ!海のこと・感じて・考えてみよう 2019年2月16日(土)開催します。(終了しました)
たてやま・海辺の鑑定団は、沖ノ島を中心に、海辺のエコツーリズムの実現を目指しています。
沖ノ島は、周囲が約1kmの小さな、陸続きの「無人島」です。
黒潮の影響が強い海の中には、北限域のサンゴ、魚達を代表する多くの生き物が生きています。また、小さい島の中には、海浜植物や照葉樹林など多くの植物が生きています。
首都圏からもそう遠くは無い館山市沖ノ島周辺は、近年人気のスポットとなり、特に夏季は訪れる方も多くなりました。夏季に関しては、キャパシティオーバーによる周辺の混雑、残念ながらゴミの放置などマナーが守られないことも見受けられる状況です。
さらに、かつて6500㎡以上あったと記録されていた「アマモ場」が、平成25年の大型台風の影響(波浪や砂移動が原因と推測)により減少してしまいました。
そして、たてやま・海辺の鑑定団では、官民連携の「沖ノ島について考える検討会議」に参画し、平成28年からは沖ノ島の環境保全と活用の為の「仕組みづくり」と、その「普及啓発活動」と、環境保全の「実践活動」としてアマモ場再生に取り組んできました。
「たてやま・沖ノ島・里海シンポジウム」では、まずは、沖ノ島やたてやまの海の大切さ、楽しさを伝えます。また諸問題と解決方法について、考え、共有する機会として、開催したいと思います。
私たちが出来ること少しずつでも、みんなで考えてみたいと思います。
沖ノ島や海について「楽しく」「知って」「出来ることから始める」きっかけになればと思います。
「海のお楽しみ会」「お話会」などなど楽しみながら学べます。是非足をおはこびください。
ゲストスピカーのご紹介
海洋環境専門家 木村尚さん NPO法人海辺つくり研究会 理事 事務局長
日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」に出演中
東京湾を子どもたちが泳げる豊かで美しい海にしたいと考え、市民参加型でワカメの育成による水質浄化や、アマモ場再生活動、干潟の再生、海苔養殖の復活、打瀬舟の復活、子どもたちの海辺の自然体験活動の支援や指導者育成、東京湾の環境に関連するセミナー開催などを行っている。館山では、沖ノ島のアマモ場再生のアドバイザー。主な著書として「都会の里海東京湾」「森里川海をつなぐ自然再生」(共著)「ハマの海づくり」(共著)「海辺の達人になりたい」(共著)「アマモの森はなぜ消えた」(共著)「江戸前の魚喰いねえ 豊饒の海 東京湾」(共著)がある。
ワークショップのゲスト
ライブアートパフォーマー 新宅百絵さん アート講師/画家
香川県仲多度郡多度津町出身
アートイベント、ワークショップ、アート教室開催、幼稚園・保育所への訪問授業などで講師をつとめる他、ライブアートパフォーマンス、ステージ・会場装飾、CDジャケットなど、様々なアーティスト活動を日本各地にて行なっている。
現在、東京都に在住。
10:30~12:00頃まで随時開催!予定
海辺の寺小屋 特別開催 貝の標本作り体験
「海辺の寺子屋」では・・・
海を安全に楽しむための「こつ!」伝授!
今回は、館山湾や沖ノ島で拾える貝がらを使って標本を作ります。
自分で選んで、自分で調べて、自分で作る!自分だけの貝の標本。
標本を持って海に行こう!
10:30~12:00頃まで随時開催!予定
ウミホタルの発光鑑賞会
ウミホタルとは、マリンブルーの光を放つ、海に生きる小さな生き物です。館山湾は、ウミホタルの生息地として有名、東京湾アクアラインの「海ほたる」も由来しています。ウミホタルの発光鑑賞を行います。
10:45~
11:45~
12:45~
開催予定!
アマモ場再生:育成中のアマモ苗と生き物展示(予定)
NPO法人たてやま・海辺の鑑定団では官民連携の沖ノ島について考える検討会議と連携しまして、自然環境保全再生の「実践活動」としてアマモ場再生を行っています。2019年に移植する為のアマモの苗を育成中です。当日は水槽に入れてアマモの苗と海の生き物を展示します。(アマモ育成状況によっては、展示が出来ないこともあります)
海を楽しむ為のお楽しみゲームも楽しめる(内容近日公開)
シンポジウムや体験コーナーに参加すると、海を楽しめる景品が当たるかもしれない。。。!
景品の予定
●館山水中観光船チケット
●スノーケリング1名様無料券(沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーさん)
●ライセンス取得割引券(沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーさん)
●海産物(沖ノ島の干しひじき)(館山漁業協同組合)
●沖ノ島無人島探検参加券(たてやま・海辺の鑑定団)
●サンゴに出会えるスノーケリング体験参加(たてやま・海辺の鑑定団)
他随時決まり次第公開します。
基本情報
日時 2019年2月16日 10:30~16:15
会場 イオンタウン館山 コミュニティホールなど
参加費 無料(体験コーナーは有料の場合があります)
定員 お話会は席数に限りがあります。先着80名程度(申し込みは不要)
館山湾と沖ノ島の「里海博」 たてやま・沖ノ島・里海シンポジウム ~伝え守ろう!沖ノ島・館山の海!プログラム(詳細内容は随時更新いたします)
10:30~16:15頃(★は13:00頃に終了)
海のお楽しみ会 (体験コーナー・ウミホタル観察)
新宅百絵さんのダンボールアートワークショップコーナー★
海辺の寺小屋貝殻標本作り体験コーナー★
ウミホタルの発光鑑賞コーナー★
アマモ水槽コーナー(予定)
千葉大ISO委員会紹介コーナー(予定)
館山商工会議所青年部紹介コーナー
※水槽展示・紹介コーナーなどは、終了まで行っています。
13:30~
司会:須藤健太さん(大道芸人) 川名まひろさん(たてやま・海辺の鑑定団)
開会セレモニー:オープニングの歌 え~ころ♡バーバンズ(房州おばちゃんアイドル)
ご挨拶
13:50~
お話会① 「すごいぞ!東京湾!」木村尚さんのお話
館山湾を含む東京湾の凄さ、大切さや、楽しさを数々のエピソードを添えて、海洋環境に詳しい、ザ鉄腕ダッシュでおなじみの木村尚さんから大人も子供も学びます。
14:20~
お話会② 「すごいぞ!館山湾・沖ノ島!」(しかしこんなことも。。。)うみがめさん(竹内聖一)有志の子供たち(予定)のお話
館山湾・沖ノ島のサンゴや豊かな海、一方アマモ場再生や海の変化、そして課題も浮上、ルーマナーの問題などを提起。
14:55~(休憩) 大道芸の時間(須藤健太さん)
15:10~
お話会③対談「みんなで出来ることって?」とパネラーと会場の皆様と、語り合います。
木村尚さん 館山商工会議所青年部会長 間立徹さん 地域の保護者代表 近藤友彦さん 有志の子供たち(予定) 会場の皆様 うみがめ(竹内聖一)
これからの館山湾・沖ノ島についての「まとめ」宣言!
16:00~
終わりの集い
閉会セレモニー:エンディングの歌 え~ころ♡バーバンズ(房州おばちゃんアイドル)
閉会の言葉
16:15終了
※内容・時間など変更になる場合もあります。
パネラー・出演者・登場人物の紹介
間立徹さん(パネラー 地域商工会代表)
保険代理店 リスクマネージメント(株)代表取締役 。館山商工会議所青年部 第60代会長。大学在学中に1年間のアメリカ留学を経験。童心に帰り心を開いてぶつかれば必ず通じ合える事を実感。国境を越え、人種を越え、言葉も超えて分かり合えた世界各国の仲間達の存在が南房総館山の魅力を心から再確認させてくれました。Uターンし2005年同社創業。目指すは私にとって世界一魅力的なこの南房総館山で「日本一の笑顔が生まれる会社」をつくること。青年部スローガン「つなぐ」。happyをキーワードに誰もが主役でいいという幸福度の日本一高い町館山を夢見て人と人を「つなぎ」ます。館山フィールド オブ ドリームス
細萱桂太(ほそがやけいた)さん(パネラー 千葉大学学生)
千葉大学 法政経学部 法政経学科 政治学・政策学コース 2年
千葉大学環境ISO学生委員会
西千葉・亥鼻地区副委員長/千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト 2018年度プロ
ジェクトリーダー
長野県安曇野市出身。大学進学を機に千葉県へ移住。
山に囲まれた生活から海に囲まれた生活への変化にはじめは戸惑いましたが、地
元とはまた違った、房総の魅力に心を惹かれています。
学生委員会に所属後は学内外で環境に貢献する様々な企画に携わり、本年度は京
葉銀行との協同ecoプロジェクトのプロジェクトリーダーとしてアマモ場再生事
業への参画をはじめとする企画を統括しています。
将来は地域の活性化や魅力発信に関わる職に就きたいと考えています。
近藤友彦さん(パネラー保護者代表)
鴨川市出身、館山市笠名在住、現在は館山市内にて小さな設計事務所を開き、地域に密着し、自然素材・ 高性能な住宅建築にこだわった家造りをしています。 笠名の子供たちに少しでも房総、館山、笠名の良さを知ってもらおうと季節ごとに、地域の人たちと協力して 子ども達に自然体験をさせる事が楽しみの一つです。 また、NPO法人たてやま・海辺の鑑定団さんのお手伝いもさせて頂いており、アマモ再生活動に微力ですが協力させてもらっています。 何年後かには沖ノ島がアマモでいっぱいになる事を夢見ています。
須藤健太さん(司会者)
館山市(株)須藤牧場4代目。酪農家として乳牛の世話をしつつ、演劇や大道芸を通して地域活性化に励んでいます。館山市商工会議所青年部60周年事業『城山ふるさとまつり』において、エンタメ企画”採点のない祭典”を担当。地域の人が繋がることで、子供たちが自由な表現のできる場を作れたら嬉しいです。
須藤牧場:乳牛を120頭飼育し、生乳を毎日1800ℓ出荷。牧場内の直営カフェではソフトクリームが大人気! また、イオンタウン館山店のフードコートにもお店を構え、そこではスイーツの他ドリアなど軽食も揃えています。
川名まひろさん(司会者)
NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団所属
おやつマルシェでワッフルを焼いています。館山市消防団 女性消防部 部長
館山に移住してきて12年、夫と3人の子供たちと、海のある日常に感動する毎日を送っています。
海や自然を身近に感じられる環境で子供たちと過ごす時間と、都会にはない地域の人たちとの繋がりはかけがえのないものであり、館山の魅力でもあると感じています。
そんな館山の素晴らしさを、海辺の鑑定団を通して地域貢献と共に、多くの人に伝えていけるように頑張っていきたいです。
特別出演 え~ころ♡バーバンズ(房州おばちゃんアイドル)
え~ころ♡バーバンズは、あの富浦駅前え~ころ屋店頭ライブから始まったグループ。淋しくなった富浦駅前通りをにぎやかにしたい…という想いから始まりました。今度は南房総、館山をもりあげたい…という事で、店頭ライブでおなじみのプロの作曲家・シンガーソングライター馬場孝幸プロデュースによる「房州おばちゃんアイドル」として、CD「この町で」を昨年10月発売。評判を呼び、いろいろなところから出演依頼がきている。 このCDのために馬場孝幸さんが曲を作り、え~ころ♡バーバンズのメンバーが全曲作詞を担当。
うみがめこと竹内聖一
NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団 理事長
昭和39年東京都港区に生まれ
海好き釣り好き魚好きが高じて都会の生活から離れ、2001年あこがれの「海辺暮らし」を求め仕事を辞めて館山へ移住。その後館山市内のホテル勤務を経て「海辺のガイド養成講座」受講をきっかけに2003年9月に現在の「たてやま・海辺の鑑定団」を設立。館山にある沖ノ島を中心に、南房総の豊かな自然の中で「エコツーリズム」を実践している。自然と海と沖ノ島をこよなく愛し、海辺を楽しみ、館山発「海辺の新しい生き方」を個人的にも発信中!
たてやま・沖ノ島・里海シンポジウム
主催・共催 NPO法人 たてやま・海辺の鑑定団 館山商工会議所青年部
後 援 館山市 館山市教育委員会
協 力 沖ノ島について考える検討会議(館山船形漁業協同組合・沖ノ島ダイビングサービスマリンスノー) 館山海中観光船 お茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター 千葉大学環境ISO学生委員会 イオンタウン株式会社 イオンタウン館山
平成30年度地球環境基金助成事業