アマモの様子 2018年1月~2月

うみがめです。

館山市沖ノ島は、復旧工事がはじまっています。少しずつですが前に進んでいます。

ガバメントクラウドファンディングも継続しております

 

ところで、昨年11月にみんなで、プランターに播いた種が大きくなりました。ご紹介いたします。そのときの様子

アマモの苗床つくり活動(11/21 11/25)
少し時間が経ってしまいましたが、沖ノ島のアマモ場再生活動の一環で、アマモの苗床つくりを2箇所に分けて行いました。 一箇所目は、いつもお世話になっている。館山市香のお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター。 二箇所目は、館山市の船形港(館山船

まずは、お茶の水女子大湾岸生物教育研究センターのアマモの様子です。

ここは、昨年地元の小学校(館山小学校)4年生の児童と種まきを行いました。約10000粒は播いた計算です。

 

循環水槽のアマモ

循環水槽のアマモ

循環水槽のアマモ

循環水槽のアマモ

結構成長してきました。最長で20cm以上の株もあります。

 

あまり日当たりが良いと、緑藻が付くので、少し日除けをはっています。

 

アマモの日除け

アマモの日除け

 

循環していない水槽(溜め置き)からも芽がでてますよ。

 

溜め置き水槽のアマモ

溜め置き水槽のアマモ

 

(★注意:こちらは大学の施設なので一般の立入は出来ません)

 

こちらは皆様と種まきをしました船形港のアマモです。

 

船形港のアマモ

船形港のアマモ

 

こちらも成長しています。

 

今後も、成長を見守りたいと思います。

(★注意 船形港のアマモは、漁港施設の一部をお借りしています。立入は出来ますが、関係者の迷惑にならないような注意が必要です)

 

 

更に、12月直播した種と、アマモ生息状況を冬の海は、夜中の潮が引くので見てきました。

12月の種まきの様子→

アマモプランターの様子と、残った種を海に播きました!(沖ノ島の様子も)
うみがめです。 はやいもので、もう今年もあとわずかになってきました。 たてやま。海辺の鑑定団と、官民で作る「沖ノ島について考える検討会議」では、2017年度からアマモ場再生の実践を開始しています。 11/25には、館山市船形港にて、苗床つく

 

館山湾の花枝採集した場所に入りました。

 

館山湾の奥の夜の海

館山湾の奥の夜の海

当たり前ですが、暗くて。。。そして寒い。。。

 

アマモは。。。

 

自生してるアマモ

自生してるアマモ

 

ありました!

しかし、少し元気が無いようです。

そして、播いた種は。。。

残念ながら見つかりませんでした。

ただ、種が流れたのか、播いた場所の近くに新しい芽吹きの確認はできました。

新しく芽吹いたアマモ

新しく芽吹いたアマモ

ちょうどプランターのアマモと同じくらいのサイズです。何とか成長して欲しいと思います。

 

そして、沖ノ島の浅瀬にも、また許可を頂いてみてきました。

 

が。。。

 

こちらも、播いた種の芽吹きは確認できませんでした。残念。

 

おまけ。。。

さてなんでしょう?

さてなんでしょう?

 

アマモは見つかりませんでしたが、この子がいました。(答えは最後に)

 

そのあと、観測をお願いしているダイバーのマリンスノー岡本さんの報告に朗報がありました。12月に沖ノ島のやや深い所に、播いた種が芽吹いているとのこと。

 

その様子。

 

沖ノ島水深2mのところのアマモ

沖ノ島水深2mのところのアマモ(マリンスノー岡本さん撮影)

 

これは、嬉しい報告でした。

 

さて、地道な活動ですが、今プランター育成しているアマモが無事成長したら5月干潮時には沖ノ島の北側に移植する予定でいます。

 

そのときはまた、多くの皆様のお手伝いが必要になりますので、どうぞ宜しくお願い致します。

 

長々と失礼いたしました。

 

 

記 うみがめ

 

 

 

 

 

あーーーー!答えは「ダンゴウオ君」でした。

ダンゴウオは北の海の魚で、なかなか癒し系です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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