少し時間が経ってしまいましたが、沖ノ島のアマモ場再生活動の一環で、アマモの苗床つくりを2箇所に分けて行いました。
一箇所目は、いつもお世話になっている。館山市香のお茶の水女子大学湾岸生物教育研究センター。
二箇所目は、館山市の船形港(館山船形漁業協同組合)で実施しました。
その様子をお伝えします。
湾岸生物教育研究センターでは、6月に採集した花枝の熟成
そして、種の選別会
そして、今回は、苗床つくりです。ついに種まきの段階に入りました。
まずは、11月21日、地元の小学生との活動でした!
地元館山小の4年生は、今年一年アマモの再生を通じて、学習海と触れ合いました。
様子をお知らせします。
ちょっと北風が吹いて寒い中、頑張りましたー!
そして種をまきます。
種は、腐葉土を混ぜた砂をプランターに入れて、それを海水でなじませ、指で穴を開けます。
そこにアマモの種を5個づつくらい入れて穴をふさぎます。
真剣真剣
そして、種まきが終わったプランターを、ゆっくり海水の水槽に沈めます。
約7000粒くらいの種をまきました。
記念撮影パチリ
そして11月25日は、船形港(館山船形漁業協同組合)にて苗床つくり会を行いました。
こちらは、一般の皆様に参加いただき、総勢45人での活動でした。
場所は違いますが、やり方は同じです。
このアマモ場再生活動に、ずっとご参加していただいてる方もいらっしゃいます。ありがとうございます。
アマモの種をまきました。
後半は、漁業協同組合の協力にて漁港探検を行いました。ここには、生きた魚が扱われていて、皆様興味津々でした。
さて、こちらも記念撮影パチリ。
アマモの苗床は、このあと5月まで見守らせていただきます。
順調に育ってくれれば、沖ノ島にみんなで移植できると思います。
移植は5月頃の干潮の時に行う予定です。
詳しくはまたお知らせ致します。
記 うみがめ
平成29年度 地球環境基金助成事業