海と日本プロジェクトのお手伝いをしました! 2021-09-19

うみがめです。
日本財団の取り組み、「海と日本プロジェクト」のお手伝いを千葉テレビさん、千葉自然学校さんと共に行いました。
緊急事態宣言下ではありますが、感染症対策を十分に行いながら実施しました。
本来でしたら沖ノ島での活動の予定でしたが、沖ノ島が閉鎖中のため、大房岬にて活動を行いました。

沖ノ島も大房岬も2019年の台風15号による風倒木が多数発生しました。
今森の再生に取り組んでいるところです。

海と日本プロジェクトとは(日本財団のページへ)

https://uminohi.jp/project/

全国各地で行われているこの活動、千葉県では千葉テレビさんが行っています。
この日は、その一環で、子供たち16名が参加する「BO-SO 海のめぐみ発見隊」の活動をお手伝いしました。

海と森と自分たちに出来ること

大房は、森と海と、その繋がりと。沖ノ島同様に知ることができる素晴らしフィールドです。まずは、今日のお話から、海を楽しむためのレクチャーを行いました。

漂着物の説明(ウミガメ)

森から出発

森を通って海へ、大房の森は、「マテバシイ」という木が多いです。この木は実は植えられたもの。昔は、海苔づくりの材料、炭や薪など多様な使い道がありましたが、今はそうではなくなってしまいました。

森の木 マテバシイ説明中

海に着いて

駐車場が標高約60mそこから海までは、まぁまぁあります。海に出る前に「沖ノ島」を見ながら「アマモ場再生」のお話。
それからみんなでビーチコーミングを楽しんだ。そこでは海岸のゴミの現状も垣間見ることができる。

アマモの説明中
海を楽しみ中

そして森から上がる

森の様子をみなながら、展望台のある付近を目指します。また登り、これだけの高低差は沖ノ島にはありません。

大房岬も沖ノ島も2019年の台風による倒木が大量に発生しました。

だから沖ノ島にない池があります。
みんなでこの水はどこから来たのかを考えました。それは「海」です。
水の循環がわかります。海→雲→雨→森→土→池→川→海 全部つながっています。

池があります。この池の水はどこから来たのか。

高台の森にて

今回は、ここで、「木を守る」活動を行いました。
一本の木の周りに、しっかり雨から水が木の根元にしみこんで、木を潤し、木を育て、水を通し、また巡って地下を通り、池につながり「海へ」
円形の座を作って、竪穴に燻炭、炭、落ち葉で太めの枝で囲い、内側にも竪穴燻炭をたくさん開けた。刈り草でマルチしました。それは小さな改善ですが、未来と海につながる活動。

見本の木 これはマテバシイ

活動の様子

完成しました。

この木はクヌギの木です。きっとこの木は、大切に守られることと思います。
参加したみんなも、真剣に取り組んでくれました。
ちょっと重労働だったかもしれません、未来のためのできることの一つです。
私たちの生活は、海や自然とかならず繋がっています。
これからも未来にできることのきかっけづくりを続けます。

記 うみがめ

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