うみがめです。
沖ノ島はかつて6500㎡以上のアマモ場がありましたが、今はほとんど消失してしまいました。2013年の大型台風の時のダメージが引き金になったと思いますが、詳しい理由は、よくわかりません。
昨今は、更に磯焼けも進み、海の中には異変が起こっている感覚です。
アマモ場再生の取組
5/15アマモの移植
移植は、これで5回目です。
浅瀬と沖合に、移植しました。
沖合は、沖ノ島ダイビングサービスマリンスノーさんのご協力をいただいております。
開会式
まずは、ご挨拶。
この日は、館山漁協の鈴木久雄組合長も駆けつけてくれました。
そしてアマモについて少しお勉強
粘土付け
育てた苗は、そのまま海には植えられません、そのままだと根付く前に流されてしまうからです。そこで専用紙粘土(なんと貝がらと同じ成分で自然に優しい素材)を錘として使います。(パジコ 楽しい紙粘土 https://www.padico.co.jp/products/clay/other/other003.html )
そして、注意点は、成長点を覆わない。これが大事。アマモは、葉の先が成長するのではなく。付け根に成長点があってそこから成長するので、そこを覆わないように粘土をつけるのです。
移植します
浅瀬の移植は、大きく市が引いた時、まるで田植えのような感じで行います。この日は残念ながらちょっと涼しい感じで、むしろ寒そう笑
ダイバーさんも、前日の雨の影響の濁りの中、海の中で移植いただきました。
沖合約400株 浅瀬約80株 約70㎡の移植でした。残ってくれるとよいな。。
食害食圧軽減を目的としたアオリイカの産卵床も設置しています。
磯の観察
そして、潮が引いているので磯の観察も行いました。
海辺の楽しみ方の一つです。
楽しみながら自然環境を未来に。。。
記念撮影パチリ
今年は全国アマモサミット
今年は全国アマモサミットが館山で開催されます。
僕たちは、館山サミットをお手伝いいたします!
ご支援を、よろしくお願いいたします
NPO法人たてやま・海辺の鑑定団ではこの自然環境の保全と啓発活動を続けるための寄付を募っています。この素晴らしい自然を未来のこどもたちへひきつぐためにご協力・ご支援いただけると嬉しいです。