うみがめです。
2019年9月5日に発生し、9月9日に房総半島に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)は千葉県を中心に各地に甚大な被害を及ぼしました。
館山市にある沖ノ島も一夜にしてその姿を大きく変えてしまいました。
それから私たちの「50年後の森」を見据えた活動が始まりました。
館山市から特別な許可を頂き、沖ノ島2020年9月28日(月)沖ノ島の再生活動に取り組みました。活動は、森の環境再生に精通している NPO法人地球守(高田 宏臣代表理事)の指導により行いました。
そして、長らく閉鎖中だった沖ノ島は、10/1(木)から閉鎖が解除されました。
今回はガチモードで!!
今回もNPO法人地球守/高田造園の皆様の大きなご協力により、活動を行いました。作業は、僕たちが沖ノ島で2020年度実証区として館山市から許可を頂いているエリアを中心に施しを行いました。
台風で倒れてしまった木々その枝、葉。。。すべて次世代の為に活用します。それらが地中に帰りながら、木々が育つ環境づくりを、僕たちがお手伝いをしているのです。
空気と水の流れを作り出す施し
倒れた木々を、今までの再生活動で切りそろえていた枝、葉を今回は活用しました。そしてさらに今回は重機を使って竪穴とマウンドを作りました。この高低差が水と空気の流れを生み出して、木々が育つ環境になっていくのです。
園路に施しを!
そして、沖ノ島の森の環境に長年影響を与えていたのは、この園路。ここで気脈水脈が絶たれてしまったことが少しづつ森に影響を与えていたのです。
そこをまた、施しをすることで土中の水や空気の流れをよみがえらせます。
そして、今まで園路に流れ出ていた表土の安定化につながる。
オープンに向けて
実証区以外のエリアの園路の草取りも行いました。そして、まだ入れないエリアもあるのでそこには表示をさせていただきました。
今回は、ゆっくりではありますが。。。大きく進んだと思います。
本日の記念撮影
記念撮影パチリ
今日の沖ノ島
今これを書いているのは、2020年10月2日です。
この日の朝の沖ノ島。
50年後のこの島の森や海や、さらに人とのかかわりを今と同じく、または、今よりも調和やバランスがとれた状況で、未来につなげられることが大切なこと。
そのことをみんなで考えることは、地域の未来や、さらには、この国。。。もっと言えば地球の未来につながっているように思う。
そのために今できること 11/29(日)に!
11/29(日)にみんなで出来る再生活動をしたいと思います。
やっとその日がやってまいりました。詳細は、またこちらでご案内いたします。未来をみんなで。。
記 うみがめ
活動へのご支援に関して
この活動は、
館山総合高校様、
走林社中様(10/18追記)
寄付ネットから頂いたご支援、
など多数のご支援を頂きながら活動しております。
これからのご協力に関しては、こちら