うみがめです。
「50年後の森の再生へ」沖ノ島・森の環境再生活動を行いました!
2019年9月に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)は千葉県を中心に各地に甚大な被害を及ぼしました。
館山市にある沖ノ島も一夜にしてその姿を大きく変えてしまいました。
それから私たちの「50年後の森」を見据えた活動が始まりました。
館山市から特別な許可を頂き、森の環境再生に精通している NPO法人地球守(高田 宏臣代表理事)の指導と地元館山市消防団の協力により行いました!
コロナ禍に配慮し、有志での取り組みとして行いました。
今回は園路を改善
沖ノ島の森の倒木は、台風の影響だけではなく、コンクリート園路などの影響により少しずつ土中環境が悪化し、台風の力が引き金となり発生しています。
そこで、あまり使われていないコンクリート園路を、はがし、空気と水が通る環境に作り直す。それも今はがしたコンクリートを活かし、自然の力を引き出す方法で。
地元消防団による倒木処理
館山市消防団の皆様にもご協力いただきました。現在沖ノ島の中は、すべて通れるようにはなっていませんでしたが、この日は、中央の四阿(あずまや)から先を右に下っていく園路の倒木をカットして通れるようにしていいただきました。
館山市消防団の協力により、大きく作業がすすみます。
切りそろえた木や枝は、次世代の森も再生の為に使います。
広場の施し
この園路は、実際はほぼ使われていませんでした。そこには、コンクリの上に土がかぶさり、すでに道はほとんど見えない状況でした。そのコンクリをはがしました。
はがしたコンクリートは、さらに砕いて、園路の際のみぞに配置していきます。その溝には点々と竪穴をあけて、空気と水が通るように造作をしています。
そして、土と有機物を織り交ぜながらマウンド(次世代の木が育つための造作)を作ります。
自然の力を引き出すやり方です。
活動を終えて
天候もよく気温は低めでしたが、風もなかったので、よかったです。
沖ノ島の自慢の夕日が、あたりを照らしていました。
多くの学びと、未来への可能性を感じた一日でした。
ありがとうございました。
記念撮影パチリ
活動へのご支援に関して
この活動は、皆さまからのご支援を頂いていおります。
館山総合高校様、
走林社中様
田中惣一商店の店頭からのご寄付
寄付ネットから頂いたご支援、
など多数のご支援を頂きながら活動しております。
これからのご協力に関しては、こちら
記 うみがめ