うみがめです。
沖ノ島は、2019年の台風で影響を受けて多くの倒木が発生しました。
台風の力はもちろん強かった。
しかし、倒木の原因は、台風の風だけではなくNPO地球守による現状調査によると土中環境の悪化ということが指摘されています。
再生は自然の力を引き出すようなやり方で行っていきたいと考えています。
時間はかかりますが、50年~100年後の世界と沖ノ島の自然環境を見据えて。
高田造園設計事務所へ訪問
過日、現状調査でお世話になっているNPO地球守の高田宏臣さんを高田造園設計事務所に、当方の事務局の川名と訪ねました。
未来の沖ノ島の為に、まず今できること、今年できることをご相談させていただきました。
高田さんには、お忙しい中お時間をとっていただきました。本当にありがとうございました。
高田さんには今後もご協力いただく予定です。
まずは竹炭(ポーラス竹炭)を海岸の竹(ゴミ)から
沖ノ島に限らず、土の中の空気と水の流れを作っていくことが自然の力を引き出すことに繋がります。
そこで活躍するものが竹の消し炭(ポーラス竹炭)なのだそうです。
海岸には、残念ながら竹(ゴミ)がたくさん打ちあがります。
(山が荒れているからともいわれています)
そして小さな最初の一歩で海岸に打ちあがった陸地から流れ出た竹(ゴミ)を使って消し炭を作る実験を行いました。
実験開始(海岸清掃のお手伝いとして…)
2020年2月18日から2月21日に、1週間、館山市の清掃作業が沖ノ島の砂洲で行われ流木などの焼却を行うとのことでしたので、清掃のお手伝いを兼ねて、実験を試みました。
(※注意 海岸で許可なく焚火などをすることはできません)
周囲約2mくらいで30cmを掘り、まずは小枝から火をつけて、そこに竹ごみを投入しました。約40分の燃焼で竹を燃やしてみました。
清掃のための焼却は灰になるまで行いますが、消し炭を作るためにある程度燃え切ったところで、火を消します。(今回は海水で消火)
少し冷ましたところで、収集。
(冷ましている間は、ビーチコーミング)
土嚢袋に約3.5袋できました。
海岸に打ちあがった、竹ごみをこれからも活用できれば、海岸も綺麗になって、沖ノ島の再生にもつながりますね。
小さな一歩でしたが、成果はあったと思います。
市の清掃作業の皆様にもご協力いただきました。ありがとうございました。
そして、まずは今自分たちでできることに取り組んでいきます。
そして今後は、多くの皆様に、ご協力いだだくこともあると思います。
その時は、どうぞよろしくお願いいたします。
記 うみがめ
今までの再生に向けた取組み