うみがめです。
「50年後の森の再生へ」沖ノ島・森の環境再生活動を今週も行いました!
2019年9月に上陸した台風15号(令和元年房総半島台風)は千葉県を中心に各地に甚大な被害を及ぼしました。
館山市にある沖ノ島も一夜にしてその姿を大きく変えてしまいました。
それから私たちの「50年後の森」を見据えた活動が始まりました。
館山市から許可を頂き、森の環境再生に精通している NPO法人地球守(高田 宏臣代表理事)の指導の元、先週に引き続き今週も行いました!
コロナ禍に配慮し、有志での取り組みとして行いました。
宇賀明神にお参り
まずは沖ノ島も守り神宇賀明神にお参りしました。本日の活動の安全を祈願。
島の守り神は、島の要に鎮座しています。
島の中でも重要な場所
宇賀明神周辺にて、ミーティング。
ご神木はこの1年間で大きく復活。
樹齢350年の命を351年目につないだ。
先週の続きの作業開始
高田さんのやり方は、あるものを活かす方法
環境に負荷を与えていたコンクリ―ト園路を撤去しながら、そこから出た、コンクリがら、残土を有効活用する。
コンクリートは、砕いて、水が通るための材料にする。
コンクリートの擬木は、階段に。。それも土中環境の改善につながる。
土地を傷めず。環境の為にプラスなるような造作。
小さな階段。
機械の力も必要
環境改善ではありますが、機械の力も必要です。
コンクリ園路をユンボではがします。
掘り起こした土は、未来の天然苗床となるマウンドに活用する。
地道な作業も必要
地道な作業も必要です。
砕いたコンクリートで、昔ながらの石積みを地道な作業の繰り返しで作ってゆく。石積みの中にもたくさんの有機物を入れてゆく。
そこに菌糸が入り、土中環境を改善してゆく。
竪穴は、土中に水が浸み込むきっかけの為の重要な施し。
園路をはがしたコンクリートで石積みを作る。
ワンちゃんも応援に駆け付ける!
仕上がり
環境にマイナスだったコンクリ園路を環境にプラスの園路に。
あるものを活かし、自然環境を未来につなげること。
今の社会を未来につなげることにもつながる。
仕上げにウッドチップを使いました。
小さな階段と石積み
使われていなかった園路を復活
この園路は、ほとんど使われていなかった。
何故なら、まったく埋もれて、ひとも歩かないで、自然環境にはマイナスのコンクリート園路だった。もう少ししたら、心地よい自然に優しい園路が仕上がると思います。
是非沖ノ島を訪れたときには、歩いてみてくださいませ。
本日も皆さまお疲れ様でした。
活動へのご支援に関して
この活動は、皆さまからのご支援を頂いていおります。
館山総合高校様、
走林社中様
田中惣一商店の店頭からのご寄付
寄付ネットから頂いたご支援、
など多数のご支援を頂きながら活動しております。
これからのご協力に関しては、こちら
記 うみがめ